大佐和キリスト教会

千葉県富津市・大佐和キリスト教会ブログ
当教会は正統なプロテスタント教会です

礼拝メッセージ「しあわせを考える(2010.8.22)」

2010-09-11 07:50:30 | 今週のメッセージ
説教者:宮崎一実伝道師  
聖書箇所:伝道者の書 3章12、13,22節   

夜中にNHKが戦争の特集を放映していた。戦争のVTRや手紙等を見て考える時間が与えられた。たった65年でこれ程に社会が変わった。物に溢れ一人一人の生活が守られている。すごいことだと覚えてゆかねばならない。今日の幸せがあるのは、多くの方の犠牲があるため、多くの戦いで流した血の上に、今日のような素晴らしい生活に変えられた。広島、長崎の犠牲はもちろん悲惨は繰り返してはならないと思った。番組の中で戦地からの愛する人への手紙が紹介されていた。それらの全てが心打つものであった。人間はここまで優しくなれるのか。戦地のお父ちゃんに出す手紙だということで幼い娘がしゃぶってぐちゃぐちゃになった便せんにそのまま母親が書いて送った、受け取った父が娘がしゃぶってぐちゃぐちゃの手紙を「うれしくてお父ちゃんもしゃぶっちゃったよ」と内地の家族に送った手紙が紹介された。食べ物もなく衛生状態も悪く愛する家族を置いて戦地に行った父親、32歳で戦地で戦死した。このような人の犠牲によって平和が実現された。この平和を心から感謝する。今の不平不満、税金が高い、給料が安いとの不平不満はわがままに思える。戦争時代の皆さんは大変な状態にあったが、毎日が楽しくなかったかというとそうではなく、子どもたちは楽しみを見つけ、母親は子どもの世話をしていた。戦後憎しみしか無かったなら、今の繁栄は無かった。

神様から与えられた賜、神様からの祝福は本当に現実的で、あり余って捨ててしまうような幸せではない。私たちの手で受け止められて「あぁ、幸せ」と実感できるようなサイズのものを神様は与えられた。私たちの手でしっかりと受け止められ、幸せを心から感謝して、しっかりと消化できる人がもっと大きな幸せを受け止められる。宝くじが当たって、その大きなお金を使ってかえって今までより悪い生活になってしまうという話も聞く。私たちの幸せは、例えば家族に囲まれて、家族がいなくても友達がいて、職場があってとか、恋人がいてとか、それが本当の幸せ。その中に幸せを見つけることが、神様から与えられた幸せなのだ。泣く子のしゃぶっちゃった手紙の所を「お父ちゃんもしゃぶっちゃったよ」と手紙で書く時、お父さんも幸せだったろうと思います。自らに与えられた分に満足することが大切である。
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9月の主日礼拝&お知らせ

2010-09-11 07:42:56 | 今月の礼拝予定&お知らせ
◆2010年9月 主日礼拝予定◆

9月5日(日)11:00~12:30 ビデオメッセージ:アルファコース

9月12日(日)15:30~17:00 メッセージ:宮崎健男牧師

9月19日(日) 本教会での礼拝はありません。横浜フィラデルフィア教会で午後3時
から5時まで開かれる合同聖会に参加いたします。講師:小松南部キリスト教会 鈴木啓子牧師

9月26日(日)11:00~12:30 ビデオメッセージ:アルファコース

※教会学校 毎週日曜日AM9:15~10:00

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