去る10月19日に、大佐和キリスト教会の伝道師として、教会の創立から今日にいた
る40有余年、地元富津市の人びとの救いと神様の栄光のために、横浜市の金沢フィラデルフィア教会の牧会を夫の宮崎健男牧師とされながら、私たちの教会のために尽くされてこられました敬愛する宮崎ちか先生が昇天されましたことをご報告いたします。
宮崎ちか伝道師は、10月7日の金沢フィラデルフィア教会の礼拝後に、くも膜下出
血のため、救急車で搬送されました。すでに意識不明・呼吸停止の状況で手術ができず生命維持装置を着けるかどうかの決断を医師から迫られる中、先生たちの30分にわたる祈り後、自己呼吸ができるようになり、翌朝病状が好転しました。
そして2週間後の手術を目指してＩＣＵでの治療が始まりました。併発した肺炎の
治療を中心に全身機能の回復が続けられました。10日間に亘って呼吸機能、血圧、脈拍も安定していましたが、19日朝に突然呼吸停止、血圧停止血圧急降下に襲われました。内科医によりＣＴ写真が撮られ分析された結果脳内の再出血と肺機能の悪化のためであると分かりました。その後全体機能が低下し、先生ご家族が看取られながら、息を引き取られ、主の御元に召されました。
24日横浜市南部斎場で前夜式を、25日に同じ場所で告別式がとりおこなわれまし
た。宮崎ちか伝道師は、富津市上に生まれ育ちました。その後横浜の聖書学校で学ばれ、
宮崎健男牧師と結婚され、横須賀の伝道所で働かれるようになっても、生まれ故郷の富津を愛し、夫健男牧師とともに週日の二日を利用して大貫の来て伝道されました。
そして大佐和キリスト教会を創立されました。以来45年、大佐和キリスト教会は先生
ご夫妻による開拓伝道の他、多くの牧師伝道師の先生方のお働きのよって支えられて
きました。
何よりちか伝道師の絶え間ないお祈りとお働きと犠牲によって現在の大佐和キリスト
教会があります。
先生に心から感謝するとともに、天国に凱旋されたちか先生の志を受け継いで富津の
人びとの救いと神様のご栄光のために、教会員一同、頑張っていく所存です。
