土佐っぽ

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ニッポンで最強の暴力集団は

2011年09月27日 19時29分42秒 | Weblog
100回超す「滝行」…中学生の娘?泣き叫ぶ声(読売新聞) - goo ニュース

■除霊すると13歳の娘に水浴びせ死なす
(読売新聞 - 09月27日 10:48)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1756107&media_id=20

狂気の沙汰とは、まさにこれだが、、
人間が個人として、異常になる。
これは、間々あることではある。

1983年に横浜で中学生がホームレスを襲撃した事件。
あの時、多くのオトナと呼ばれる人たちが、
「末恐ろしい」と表現した。

新聞やワイドショーなどで、
こういう事件では、地域を巻き込んで取材し、
あらゆる、マイナス面を洗い出す。

しかし

しかしだ。

国家の、集団としての異常さ。
特に、国家権力としての警察や、
官僚機構など。

これを洗い出すとか、
これをあぶりだすとかは、
ほとんどしない。

よほど、恐ろしいらしい。

個人としての異常な犯罪者は、
メディアに対しては徹底的に無力。
だから、
あらゆる取材やテレビ報道をしても、
誰も文句は言わない。

あの、和歌山のカレーの女性。
彼女がホースで水をかけた時、
異常なほどの報道があった。

昨日、裁判があった。

証拠はほとんど否定された。
信憑性がないという理由で。
しかし、
その否定したはずの証拠を、
完全に判決では裏付けとして、
利用し、
そして、推定有罪という、
まさしく、
恐ろしいまでの判決を出した。

証拠が存在しないのに「推認」により有罪。
という戦後司法を完全に否定するような、異常な判決。

そもそも、
絶対王政や、
「朕が法なり」など、
そういう、裁判で、人権が徹底して踏みにじられた。
だからこその、

「疑わしきは被告の利益」

「疑わしきは罰せず」

「推定無罪」

という大原則ができたのではないか。

それを、自ら捨て去り、踏みつけにした司法。

これを、オザワ、陸山会などの、
対岸の火事として受け止め、
異常なまでの批判を繰り返すメディア。

そして、それを良とする国民達。

その、異常な判決が、
そういう異常な、逮捕が、

この国の中で、
自分自身に及ばないと、
信じて疑わないとするなら、

これ以上の愚か者はいないだろう。

国家社会の中で、
最大級に恐ろしい暴力。

それは、
警察権力であり、
国家が、

世界に誇る日本国憲法が保障した
基本的人権を完全に無視する。

そこにある。

思い出してほしい。

国家神道で、戦争に突き進んだあの時を。
個人が異常な宗教性を持つことと、

国家として、異常な宗教性を持つこと。

どっちが、恐怖なのか。

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