土佐っぽ

四国は土佐国のもんが、日々の中で思いゆう事や、得手勝手な考えを書きよります。どうぞよろしく。

1994年10月14日の悪夢が、、、、、

2013年09月07日 01時04分00秒 | Weblog
オスプレイ、本土で共同訓練…沖縄負担軽減狙う(読売新聞) - goo ニュース





高知県議会では、オスプレイ飛行反対議案を否決した実績がある。
彼ら、自民党議員にとって、米軍の軍事演習は大歓迎であろう。

ただ、
1994年10月14日、
アメリカ海軍空母インディペンデンス (CV-62)所属の艦載機A-6イントルーダーが、
早明浦ダムを標的とした訓練中に、墜落し、搭乗員2名が死亡した、
あの生々しい記憶は、きっと、残っているはず、、。

四国山地をまたぎ、四国のほぼ真ん中にある早明浦ダムを標的とする
通称オレンジルートと呼ばれる和歌山県南部から高知県東洋町を通り、
そのまま四国山脈を飛んで愛媛県に抜け、瀬戸内の岩国基地に帰還する
非公式の航空路があるが、
1994年10月14日に、時速約800キロで低空飛行訓練中に
ダム湖面に墜落したあの事件。

あの時、大川村立大川中学校のグランドに、迷彩服に自動小銃を持った、
米兵が多数ヘリで飛来し、そして、あっという間に、
墜落現場一帯を制圧した。

その時、本山町にある本山警察署の署員は、
到底、日本国の法律を守らせることも、何もできず、
ただ、言いなりになって、道路封鎖をするしかなかった。

まるで、森村誠一の「黒い戦闘機」だ。

今度、オスプレイが防災訓練という名目で飛ぶ。
どこに、降りるのか、どういうルートか、、
それも、米軍まかせだろう。

何しろ、お友達なんだから。。。。。。。

しかし、高知県は、そんなことは、、まったく気にならないらしい。
この国の行政や政治家は、
死者がでないと、何もしない。

沖縄のあの少女強姦事件。
あれも、もしも、あの事件が無ければ、
ほとんど変化なしだっただろう、、、。

専守防衛という。
しかし、
本当に主権者をまもる「専守防衛」は、
この国では、やろうともしない。

これも、それも、、主権者が、投票行動で誰を選ぶか、、、
だけに、それだけの、問題なのだが、、


あの、1994年10月14日の早明浦ダムの事件。
あれ以後、じゃあ、どうなったか、、、、

米軍機は、現在も数ヶ月に一度の頻度でオレンジルート周辺の発電所やダムなどに、
急降下や超低空飛行、電子戦、対地ミサイルや誘導爆弾の照準をつける訓練を
たびたび敢行している。
事故は一歩間違えればダム堤体に激突した可能性もあり、
最悪の場合ダム決壊などの重大事故を引き起こす恐れもある。

本山町は、今も、米軍機の飛来のチェックを続けている。