土佐っぽ

四国は土佐国のもんが、日々の中で思いゆう事や、得手勝手な考えを書きよります。どうぞよろしく。

「いごっそう」

2012年05月29日 20時31分12秒 | Weblog
伊方1号機の耐性評価提出=四国電(時事通信) - goo ニュース





高知県では、
1988年の窪川町(現四万十町)にヨンデン(四国電力)が原発建設をしようとした時、
それは、、骨肉の争いで、最終的には原発反対。

2007年の東洋町での高レベル放射性廃棄物処理場の建設。
これにも、最終的には反対で押し通した。

そして、
2009年の大月町での低レベル放射性廃棄物処理場。
これも、反対。


この、すべての町に、
原発と時の政府、県は、「補助金」という、莫大な金をちらつかせた。

四国電力は、絶対に安全だと言い切る。
しかし、
そもそも、日々の生活の中に絶対は存在しない。

あらゆる事故は、
最大限の注意と、用心、その時のいろいろを考えても、
やっぱり、起こる時は、おこる。

先日、可能性1%のある検査をするという若者が、
こう言った。

「だって1%ながで。」

彼には、そう、確かに100人の内の1人だろう。
ただ、その1人にとったら、
感染は100%でしかない。

福島のあの原発事故。
あれも、
周囲の人がどれだけ注意し、いろいろな意見を出したか、
しかし、
東電も、福島県も、政府も、絶対に大丈夫だと、
そういう意見を完全に無視し、封殺した。

今、四国電力のどこが違うという。

地域住民の声を聞く事もほとんどしない。
安全だと言い切る。
さらには、
新しい予想でも、大丈夫だと言う。

何をもって、何を根拠として、
絶対だと言うのか、

そもそも、四国には、
原発は不必要だ。

四国電力の公表データでは、

発電能力に対する現状では、
原子力:100%(これは、宿命としか言えない)
水力:20%(そう、雨量との関連もたしかにある)
火力:50%(古いとヨンデンは言っているが、廃棄前提だから)
そして、住友と大王などの企業の自家発電力がある。

それぞれ、売電の余力もあり、原発無くともなんとかなるのが、
四国の現状。

結局、
カネが、背後にあり、
その為のあらゆる手法での原発再稼働が、
多くの人の安全を無視して進もうとしている。

そこに、
カネで、安全と安心と幸福は売らないとした、

高知県の強者に、
やっぱり、まなぶ必要があろう。

しかし、
昨年、無投票で当選した、
現知事は、4県でも突出した四国電力の株主でありながら、
原発再稼働に積極的に反対していない。

彼は、財務省の高級官僚だった人。
そうか、そうか・・・・・

彼も「原発利益共同体」の一員なんだ。
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「裸の王様」ならぬ『はだかの主権者』とならない為に

2012年05月29日 00時19分00秒 | Weblog
菅氏、撤退は「とんでもない」…東電の対応批判(読売新聞) - goo ニュース




肥後国鍋島の殿様から聞き出して書いた本がある。
そこで、殿様は、できるだけ表情を表さないようにし、
家来にいろいろと命令はしない方がいいと言う。

最悪、毒殺されるとも。

という話しを思い出す。

大阪市の顧問にもなた元官僚も、
その他の大学の先生の座に落ち着いた元官僚も、
多くの官僚が、

総理や大臣ってのは、いつでも代わる。
だから、彼らがいつ代わってもいいように、
あらゆる万全の用意をしておくし、
同時に、好きなように操作できるように、おいしいエサも用意する。

長妻さんが、厚労大臣になった時、
結局、最大の障壁が官僚だったと。

そうなると、
菅直人を見る時、
彼にとって、最も極悪最悪だったのが、
味方になる官僚も、、取り巻きもいなかったということだろうし、

小沢一郎のように、官僚をこき使うなんてことも、
当然できなかっただろう。

そもそも、
官僚と企業との関係は最大級に密であったとしても、

国会議員と企業の関係は、
まあ言えば、金でしかつながっていない、
瞬間的なものなんだろう。

だから、東電のあらゆる震災時の情報を、
少なくとも、官僚が把握できたとしても、
総理の耳に入ったかどうか、
その辺は、非常に不確かでしかない。

だから、
菅直人が、大声でわめいたとしても、
それは、確実に、その通りだろうが、

やはり、
情報が正確に迅速につながらない。
そこに、この国の官僚すべてが、
あらゆる手法で、利益誘導にしか活用していないという
そこに行き着くのだろう。


昨日の枝野など、
記憶にございませんと、平気で明言している。
そして、原子力安全・保安院と東電に責任を転嫁している。
じゃあ、、
議事録もない、録音もない。
しかし、テレビ報道の録画はある。
それだけしか記録が無いという、
まるで、中国やカンボジアのポルポト以下の言いよう。

それでも、原発再開に、経産大臣である彼は、
賛成をしている。

それも、これも、
この国の主権者。
そう、、ワレワレが選んだ結果。

じゃあ、大阪の市長の、東京の都知事のグリープだと、
そういう情報の開示も、全部確実になるのだろうか。

間違いないことは、彼らは、官僚以上に秘密主義者でもあろうと言うこと。
少なくとも、マズイ事は全部隠すか報道規制をし、
徹底的に美しい、、、先進的、そういう印象だけを与えるだろう。
いや、「強いリーダー」という錯覚。

だから、
裸の王様とか、
独裁者とか、
そういう人たちを、
自分たちの代表者にはしない。

という主権者だけが持つ最大の力。

ここに、期待するしかない。

そのためには何が大切か。

ここに、改正前の教育基本法の前文の一部があるが、ここに明記されている。

『日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、
世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。
この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。』

そう、根本において、教育の力。

今の教育基本法から抹消された、教育の根幹的文言である。

家庭、社会、学校、そして、企業、
あらゆる場所、時、機会、、、
教育こそ、非常に大切であろう。

主権者が、個々の「はだかの主権者」とならない為に。
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