釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで16年8ヶ月が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

晴れた日は気をつけなければ

2009-04-09 07:00:05 | 寺社
ここ何日間かは晴天が続き気温も15度を超えて来ている。釜石で給油した後懲りずに大船渡へ向かった。45号線沿いはあちこちで梅が満開になっていて白梅と紅梅が青空によく映えていた。長安寺の駐車場そばの畑には菜の花が咲いていた。風は少しあるが気温が上がって暖かだった。山門前の池のそばの紅梅はまだ3分咲き程度で、立派な山門を潜って本堂と鐘楼のそれぞれのそばにある紅梅は1分咲きでまだ少し早いようだった。市街地から山手へ奥まっているためだけではなくどうも古い木でもあるためか近辺より遅いようだ。107号線で住田町へ向かい、商店街の南部食堂でラーメンを食べた。ここも特徴があるわけではないが決して不味くはないのでよく立ち寄る店だ。満蔵寺山門の白梅がきれいに咲いており、鐘楼前にも8分咲きのやはり白梅が見られた。本堂前の紅梅はまだ早く、花が開いていなかった。紅梅は枝も密に出ていて沢山の蕾が出ているので開くのが楽しみだ。最後に浄福寺へ向かい、駐車場手前から鐘楼が見えて来るとその両側に白梅が清々しく開いているのが見えて来た。階段を上って見事な松の古木のそばを過ぎると左手に大きな白梅の木が日を受けて本堂とよく溶け込んでいた。ここの白梅は枝がすばらしい。メジロやシジュウカラが沢山群がってさえずりながら枝から枝へ花の蜜を吸いながら渡っていた。都会と違ってほとんど人がいないのでゆっくりと堪能することが出来る。山茱萸もまだ鮮やかな黄色の輝きを見せている。帰路は釜石自動車道へ入るために340号線を走ったがたまたま家人が知り合った頃の話を思い出して話に引き込まれている内にバックミラーに赤い点滅が映り、気が付くとパトカーだった。大船渡署のパトカーでこんなところで取り締まりをやっていた。広い道でついつい話し込んでいたものだからそれほど出しているとは感じていなかった。ステーキを食べに行った話をしていたので罰則金のことを考えればまたステーキを食べられたものをとつい愚痴ってしまった。


咲きそろった満蔵寺山門の白梅