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おおわだ保育園世田谷豪徳寺

子ども達の様子を中心におおわだ保育園世田谷豪徳寺の情報をお伝えします。

インフルエンザについて

2023-09-28 18:29:05 | その他情報

インフルエンザについて

 

インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行します。しかし、昨年から今年にかけては、散発的にインフルエンザが発生しており、現在、「流行注意報基準」を急速に増加しています。今後もさらに流行が拡大する可能性があるため、十分な注意が必要です。

 

インフルエンザとは

インフルエンザウイルスによって発症します。通常の風邪に比べて感染力が強く、全身症状が強く出やすいのが特徴です。

症状

おおむね1~3日の潜伏期間の後に、以下の症状を呈します。

①40℃前後の高熱が出ることが多い。

②頭痛や喉の痛み、咳、鼻水、悪寒や倦怠感がある。

③関節痛や筋肉痛が起こる。

④嘔吐や下痢が伴うこともある。

多くの人は1週間程度で回復しますが、高齢者や心疾患など基礎疾患のある方は、肺炎を伴うなど、重症化することがあります。また、乳幼児がかかると、肺炎やインフルエンザ脳症を引き起こすこともあります。

予防

①こまめに手洗い・うがいをしましょう。

インフルエンザだけに限らず、感染症予防として手洗い・うがいを行い、体内にウイルスや菌を入れないことが大切です。親子で楽しく取り組んでいきましょう。

②規則正しい生活を送って十分な休養をとり、バランスのとれた食事と適切な水分の補給に努めましょう。

③普段から一人ひとりが咳エチケットを心がけましょう。

せき・くしゃみの症状がある場合は、マスクをしましょう。また、せき・くしゃみをする時は、周りの人から顔をそらし、ティッシュなどで口と鼻を覆いましょう。

④こまめな換気を心掛けましょう。

冷暖房により室内の空気が汚れたり、ウイルスが増えやすくなります。また、閉め切った部屋にいると感染のリスクは高まります。定期的に窓を開けて新鮮な空気を取り入れましょう。

⑤乾燥に気をつけましょう。

ウイルスは湿度に弱いです。室内の湿度を60%ほどに維持できるのが理想ですが、戸外の湿度が30%を切るようなときは、維持するのもなかなか難しいものです。40~60%を目安に加湿していきましょう。濡れたタオルを干すのも効果的です。60%以上になるとカビ・ダニが発生しやすいので気を付けましょう。

⑥人混みへの外出を極力控えましょう。

登園の目安

発症後5日間、解熱後2日を経過してからの登園が基本となります。病院で医師の診断をしっかり聞いて、登園可能日を確認しましょう。また、医師の登園許可証が必要となります。

 

インフルエンザの予防接種について

インフルエンザの予防接種が医療機関で開始しています。世田谷区では、こどもにはインフルエンザの予防接種の助成金制度があります。先週、園からもお便りを配布しました。

予防接種を受けておくと、万が一かかっても軽い症状となるため、安心です。

インフルエンザの予防接種は、こどもの場合、1シーズン2回接種が標準です。

ワクチンの抗体がつくまでに2週間以上かかります。接種する場合は、計画立てて接種することがよいでしょう。

 

Q:去年インフルエンザの予防接種を受けたので、今年は受けなくてよいか?

A:原因になるウイルスは、主にA型、B型、C型の3つがあり、年によって流行する型が違います。A型B型がよく流行しますが、毎年予防接種を受けることで、効果が期待できます。

Q:受けるとインフルエンザにかからないの?

A:必ず発病を防げるというものではありませんが、かかっても重症化したり、合併症を起こしたりするリスクを減らすことができます。

Q:予防接種の効果が続く期間は?

A:接種後、効果が現れるまでに約2週間ほどかかり、その後半年くらいは持続します。

Q:接種の方法は?

A:生後6ヶ月から受けられます。大人は1回接種、13歳以下の子どもは2回接種が必要です。1回目の接種の後、2~4週間あけて2回目を接種します。ただし卵アレルギーのある子は、医師と相談しましょう。

 

朝晩は涼しくなり、日中との温度差が激しいですので、身体に気を付けて元気に過ごしましょう。


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防災の日・救急の日

2023-08-29 17:13:12 | その他情報

防災の日・救急の日

 

あらゆる災害に対する防災知識の普及や備えを強化することを目的として、防災の日を含む1週間(8月30日~9月5日)を防災週間とされています。

 

防災の日

台風や地震、津波などといった災害についての認識を深め、災害に対する心構えを準備する日として1960年に制定されました。1923年に起こった関東大震災の日が9月1日であったため、9月1日が防災の日と定められています。

保育園では、火災・地震・水害などを想定して毎月避難訓練を行っています。こども達と「おかしもち」のルールを約束し、避難訓練を行っています。

お「押さない」、か「駆けない(走らない)」、し「しゃべらない」、も「戻らない」、ち「近づかない」

地震時の避難行動について以下のサイトを参考にしてみてください。

東京消防庁<安全・安心情報><地震に備えて:地震 その時10のポイント>

 

家族で話し合っておきましょう!

①避難所・集合場所

避難所はどこなのか、地図を見て確認しておきましょう。また、家族と一緒にいる時に被災するとは限りません。どこで集合するか決めておきましょう。

②連絡方法

スマートフォンが使えなくなる場合もあります。どこにどのように連絡を取るのか、また災害用伝言ダイヤル(171)の使い方も一緒に確認しておきましょう。

③非常用持ち出し袋・備蓄

非常用持ち出し袋の中身や食料品の備蓄は十分か確認しましょう。賞味期限が近い物は食べてしまって、新しく買い足しましょう。

非常用持ち出し袋や備蓄に関して首相官邸より提示されている、災害の「備え」チェックリストを参考にしてみてください。

https://www.kantei.go.jp/jp/content/000111250.pdf

 

 

救急の日

9(きゅう)と9(きゅう)のごろ合わせで9月9日を救急の日と言います。

救急の日を機会に、よくあるケガの応急処置についてお話しします。

応急手当

【切り傷・擦り傷】

①傷口を流水でよく洗い流し、清潔なガーゼなどで押さえて止血します。

②傷口を市販の傷パットなどで覆い、保護します。傷口を乾燥させないようにしましょう。

※ 受診が必要とされる場合

 砂利などが多くついて取れない時 鋭利なもので切った時 出血が続く時 傷口が深く大きい時 化膿した時 など

【爪が剥がれた】

①傷口を流水でよく洗い流し、清潔なガーゼなどで覆います。

②爪が剥た時はそのまま爪を元に戻します。汚れた手で傷口を押えないようにしましょう。

※ 受診が必要とされる場合

 爪が剥がれて痛むとき 爪が大きく欠けて出血したとき 化膿した時 など

【捻挫・打撲】

すぐに冷やしましょう。放っておいているうちに、腫れがひどくなってきて治りが悪くなります。とにかくすぐに安静にして冷やします。

腫れや変形がひどい場合は、すぐに病院に行きましょう。

捻挫・打撲をした時の応急処置はRICEが基本です! 

RICE処置は、損傷部位の障害を最小限にとどめるためにおこなう応急処置です。

R(Rest)安静:ケガしたところを動かさないようにします。無理に動かしたり、体重をかけるとケガが悪化することがあります。

I(Icing)冷却:冷却することで、痛みをやわらげ、内出血や炎症をおさえます。15 分~20 分を目安にして感覚がなくなったらはずして、痛みが出たらまた冷やすことを繰り返します。

C(Compression)圧迫:圧迫します。出血や腫れを防ぐために、弾性包帯やテーピングで軽く圧迫するように巻き
ます。強く巻きすぎていないか、しびれがないか、指先が変色していないかを確認します。

E(Elevation)挙上:挙上します。心臓より高い位置に上げることで、内出血を防ぎ、痛みをやわらげることが出来ます。

【鼻血】

小鼻の上を指で圧迫し、下を向きましょう。

なかなか止まらない時は鼻の上部を冷やします。

【蜂に刺された】

①刺された場所から離れましょう。

②蜂の針が残っているときはそっと抜きましょう。

③蜂に刺された部分を流水で洗い流し、毒液を絞り出すようにしましょう。

④患部を冷やしましょう。

⑤応急処置をしながら様子を見て、必要な場合は病院を受診してください。

【目にゴミが入った時】

洗面器の水に顔をつけてまばたきをします。

【火傷】

①すぐに15~25℃程度のきれいな水で流し続けて冷やしましょう。痛みがなくなる程度まで冷やしましょう。

②衣類は無理に脱がさず、服の上から冷やしましょう。

③痛みが和らぐまで15~20分程度冷やしましょう。

④氷やアイスパック、氷水は避けましょう。

※水ぶくれは雑菌が入るため、潰さないようにしましょう。

 火傷が広範囲の場合は、迷わず救急車を呼びましょう!

♯8000

休日・夜間の子どもの症状に困った時に小児科の医師や看護師に判断を相談できるダイヤル番号です。受診するか判断に困ったときは、相談してみるといいでしょう。

救急用品を点検しましょう!

▢体温計 ▢絆創膏 ▢包帯 ▢ガーゼ ▢サージカルテープ 

▢脱脂綿 ▢清浄綿 ▢綿棒 ▢三角巾 ▢ピンセット ▢毛抜き 

▢爪切り ▢ハサミ ▢氷嚢 ▢熱さまシート ▢ポリ袋 

▢ポケットティッシュ ▢ウェットティッシュ ▢湿布薬 ▢消毒液 

▢化膿止め ▢虫刺され用軟膏 

▢総合感冒薬 ▢解熱鎮痛薬 ▢下痢止め ▢胃腸薬 ▢目薬

ご家庭に救急箱はありますか?いざという時の為に必要な物をそろえておくと安心です。ときどき中身をチェックして、期限の切れた薬品の入れ替えやよく使うものの補充をしておきましょう。


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熱中症について

2023-07-31 15:30:14 | その他情報

熱中症に気をつけましょう

 

真夏日や猛暑日の日々が続いています。

その中で、気を付けたい熱中症についてお知らせしたいと思います。

 

熱中症とは、主に初夏から夏にかけて環境に体が適応できないことで起こる様々な症状の総称です。

晴天時の暑いときだけでなく、湿度の高いときも起きやすく、高温多湿である、梅雨明けの暑いときが最も発生リスクが高いです。

大人の体は70%近くが水分であり、乳児や幼児はさらにその割合が増え、80%近くが水分になります。

体温の調節機能が十分発達していないにもかかわらず、代謝が活発なであるため、乳児・幼児は脱水を起こしやすいです。

こどもは低年齢ほど症状をうまく言えないことがあるため、とくに注意が必要です。

 

熱中症になりやすい環境

①気温や湿度が高い時

②風がない時

体温を保つためにたくさん汗を出そうとして、体への負担が増えます。また、湿度が高かったり風がないと汗が乾きにくくなり、体温の調節が上手くできません。

③急に熱くなった時

体が熱さに慣れていないので、熱中症にかかりやすくなります。

④日差しや照り返しが強い時

暑さにより体に負担がかかります。

⑤暑くて風通しの悪い部屋にいる時

熱中症は外にいる時だけではなく、室内にいる時にも注意が必要です。

 

熱中症になりやすい状態

①寝不足の時

前の日の疲れがとれず、体調が悪くなる原因になります。

②朝ご飯を食べていない時

寝ている間にかいた汗で足りなくなった水分や塩分がとれません。

③下痢や発熱がある時

下痢の時は体内の水分が減り、脱水症状を起こしやすくなります。また、熱がある時に運動することで体温がさらに上がるので危険です。

 

熱中症の症状

このような症状があるときは、熱中症の可能性があります。

▢顔色が悪い ▢顔が真っ赤になっている ▢めまいや立ち眩みでフラフラしている ▢呼吸や脈が速い 

▢おしっこが少ない ▢暑いのに汗をかいていない ▢口や皮膚がカサカサと乾燥している

▢ぐったりしている ▢体温が高い ▢頭が痛い、気持ち悪いと訴える ▢手足が冷たくなる

39℃以上の発熱があり、けいれんしていたり、ぐったりして意識がない時は、すぐに救急車を呼びましょう。

 

応急処置のポイント

涼しい場所に移動し、仰向けに寝かせましょう。

 風通しの良い日陰や室内に運んで寝かせ、服のボタンやベルトを外します。

体を冷やしましょう。

服をゆるめ、保冷剤やタオルで首・わきの下・太ももの付け根など太い血管の
部分を冷やします。 肌に水をかけたり、濡れタオルなどで拭き、厚紙などであおぎます。

水分を少しずつ与える。

麦茶や子ども用のイオン飲料などを一口ずつ与えましょう。脱水の治療としては経口補水液がおすすめです。嘔吐がある場合は、水分摂取は控えてください。経口で水分補給ができず、脱水かもと思った場合は速やかに受診してください。


熱中症の予防

①気温や注意報をよく見ましょう。

 気温や湿度が高い時や、暑さ指数が「警戒」「厳重警戒」「危険」の時は、屋外での活動を控えましょう。

炎天下で遊び続けないようにしましょう。

室内と室外の温度差に注意しましょう。

 急に気温が高い外にでると、体力が奪われやすくなります。

室内の温度調整もしっかりとしましょう。

 蒸し暑い日は、室内でも熱中症になってしまいます。

 適度にクーラーを使用し、気温の調節を行いましょう。

帽子をかぶって、頭部・後頭部・首を日光から守りましょう。

長時間の移動は避け、ベビーカーの利用は短時間にしましょう。

 ベビーカーは、アスファルトの照り返しで熱がこもりやすいです。

子どもを車や部屋に1人で残さないでください。

 クーラーを付けていても危険です。

こまめな水分補給を行いましょう。

 小さなこどもは「のどが渇いた」と言うことができません。出かける前や遊ぶ前に水分をとるようにし、その後ものどが渇いていなくても、30分を目安に少量の水分をこまめに飲みましょう。

 経口補水液は、脱水症状が見られた時に飲むものです。日常の飲料として使用すると塩分・糖分の摂りすぎになるので、水分補給には水や麦茶にしましょう。

通気性のよい服を着ましょう。

 汗を吸い取りやすく、風を通しやすい素材の洋服が最適です。

⑩暑さに慣れさせましょう。

 日頃から適度に外遊びをして、体を暑さに慣れさせておくことも大切です。 

 

クーラーを上手に使いましょう!

人間の体は急激な温度変化が苦手です。外の猛烈な暑さと冷えた室内を行き来していると、体温調節が上手くできなくなり、体がだるくなります。

①外気と室温の温度差は5℃までにしましょう

②クーラーの風に直接当たらないようにしましょう。

③寝るときはタイマーを使用し、寝入りばな(30分~2時間程度)だけ涼しくしましょう。

 

熱中症対策をして、暑い夏を乗り越えましょう。


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歯について

2023-06-28 14:38:50 | その他情報

歯について

 

今月は歯科健診がありました。園児全員、大きな問題はありませんでしたが、歯の掃除が行き届いていない園児もいました。今回は、歯についてお話しします。

 

歯の生え方

乳歯

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歯磨きの習慣を身に付けましょう

虫歯予防のためには、歯磨き習慣が大切です。虫歯菌が糖をエサにして酸を発生させて、歯を溶かしていくのが虫歯です。特に乳歯は虫歯になりやすく、進行が速いと言われています。生え変わるけど、やはり乳歯も虫歯になったら大変です。こどもたちの歯はいずれ永久歯に生え変わりますが、乳歯の虫歯と永久歯の虫歯は強い関連が認められています。乳歯だからと言って油断はできません。また、乳幼児期は口腔清掃や食習慣などの基本的な歯科保健習慣を身につける時期として非常に重要であり、生涯を通じた歯の健康づくりに対する波及効果も高いと言われています。こどもたちが、自分でも意識して、食後や就寝前の歯磨きの習慣が身に着くようにしましょう。

 

歯磨きの基本

①毛先を歯の面にまっすぐあてます。毛先を歯と歯茎の境目、歯と歯の間にきちんとあてます。

②軽い力で動かします。歯にあてた時、歯ブラシの毛先が広がらない程度で行いましょう。

③小刻みに動かしましょう。約5~10㎜の幅で小刻みに動かし1~2本ずつ磨きましょう。

④仕上げ磨きでは、1か所につき20回以上、ブラッシングは3分程度が目安です。

⑤ブラシや持ち手の形がシンプルで、年齢や口の大きさに合った歯ブラシを使いましょう。

⑥乳児はカーゼで拭き取るように磨くのも効果的です。

 

年齢に応じた歯磨き方法

0歳:口の周りや頬を触り、歯が生えていなくても、時々口の中(舌や歯肉)を観察する習慣をつけましょう。

1~2歳:食事の最後はお茶を飲水をしましょう。1歳8か月頃には歯磨き習慣が出来ることを目指しましょう。ブクブクうがいの練習を行いましょう。(初めは水の量を少なめに)

3~5歳:歯ブラシをしっかり握って持つことができるようにしましょう。こども自身で一か所に付き10回はブラッシングをできるようにしましょう。嚙み合わせに歯ブラシが当たっているか注意しましょう。上手にできる子は、4歳児で歯の裏側まで、5歳児では奥歯の裏側まで磨けるように練習しましょう。

 

仕上げ磨きのコツ

前歯のコツ:上唇と歯肉を繋いでいるスジ(上唇小帯)の部分に歯ブラシがあたると痛く、歯磨きを嫌がる原因となるため、あたらないように注意しましょう。

奥歯のコツ:奥歯は歯ブラシを奥から前に動かしましょう。奥歯の嚙み合わせは、溝に歯垢が残りやすいです。

こどもが自分でしっかり磨けるようになるのは9歳くらいです。それまでは、大人の仕上げ磨きが必要です。

 

嫌がられないコツ

①歯磨きスタートした頃から、こどもの口元を触るなどスキンシップをとり、慣れさせておきましょう。

②おうちの人と一緒に楽しい雰囲気で歯磨きをしましょう。

③歯磨き中に数を数えながらすると、歯磨きの終わりが分かり、こどもも頑張ることができます。時間がかかるとこどもが飽きてしまうので、短時間で手早く丁寧に行いましょう。

④力が強かったり、歯ブラシが歯茎にあたると痛いため、不快感を感じます。注意しましょう。

⑤こどもが眠くなる前や、機嫌が悪い時に行うと歯磨きを嫌がる原因になるため避けましょう。

 

歯磨き中の事故に注意しましょう!

自分で歯ブラシを持って磨くようになったこどもで注意したいのが、歯磨き中の事故です。歯磨きの場所を決めたり、ながら歯磨き(歩きながら、ふざけながら、テレビを見ながら等)をしないように約束して、こどもの事故を防ぎましょう。

 

虫歯にならないために

①食べたらすぐに磨くようにしましょう。食後30分以内に歯磨きをすることで菌の繁殖を抑えます。就寝前は念入りに磨きましょう。

②だらだら食いは虫歯の要因です。食べる時間を決めましょう。

③砂糖量の少ない物を食べましょう。スポーツドリンクの飲みすぎにも注意しましょう。

④定期的に歯科受診をしましょう。虫歯は早く発見し治療することで永久歯に影響を残さずに済みます。

 

保育園では昼食後に歯磨きの習慣を付けるようにしています。

歯磨きをして虫歯ゼロを目指しましょう!


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あせもを防ぎましょう

2023-05-31 18:19:35 | その他情報

あせもを防ぎましょう

 

子どもは新陳代謝が活発で、たくさんの汗をかきます。汗をかいたり、皮膚に汚れが付き、汗腺が詰まると、汗が出にくくなり、あせもになります。赤くて痒い発疹ができ、掻き壊してしまうと化膿したり、とびひなどの皮膚トラブルに繋がっていきます。あせもは、おでこやひじ、脇、首の周りなど、汗が溜まりやすく、皮膚がこすれる場所にできます。

しっかりと汗のケアをして予防していきましょう!

また、アトピー性皮膚炎のある子は、症状が悪化することもあるので注意しましょう。

 

あせもを作らず、悪化させないポイント!

①薄着が基本にしましょう。

②吸湿性や通気性の良い綿の衣類を着ましょう。

③汗をかいたら着替えましょう。

④汗を濡れタオルで拭く、シャワーで流すなどして常に肌を清潔にしましょう。

④ボディーソープで体を洗うことは1日1回で十分です。

⑤シャワーやお風呂上りは、タオルでしっかり体を拭きましょう。

⑥あせもが出来ているときは、上から優しく押さえて水気を取るようにしましょう。

⑦かゆみが伴うため、掻かないように爪は短く切っておきましょう。

⑧かゆみがある場合は、冷たいタオルなどで冷やし、なるべく掻かないようにしましょう。

⑨乳児は、お風呂上りの清潔な状態で、保湿を行いましょう。

 

汗には、天然保湿因子(乳酸ナトリウム、尿素)や抗菌ペプチド(カセリシジン、ダームシジン)などの体に有用な成分が含まれており、保湿成分や皮膚のバリア機能を保つ成分となります。
また、体温を調節するのにも欠かせません。汗をかくことにより効率的に体温調節ができるので、外気の暑さに負けにくくなります。暑いからとエアコンに頼ってばかりで汗をかくことを避けていると、汗腺の働きが鈍ったままとなり、体温調節機能が正常に働かなくなってしまうので、汗をかける体にしておくことも大事です。
 
汗をかく季節となりますので、以上のことを気にかけてお過ごしください。

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