旅立ち 寸前

春先、「こんな早苗で大丈夫だろうか」と心配していた稲も、早い梅雨明けでスクスクと成長し
今では早いものは稲穂が黄色くなりはじめ　「こうべ」を垂れはじめている

朝の日差しを受ける　色づき始めた稲穂


酷暑だ、熱中症だ　と世間が騒いでいる時期・・・

先月の１８日に庭の木で鳩の営巣を確認し・・・


今月の１日にヒナが１羽産まれたのを確認した・・


そして母鳩が　ヒナを抱くのを辞めた・・・２羽　いた・・・　　８月７日の事


暑くて子育てを放棄したわけではなく
もう抱いて暖める必要がなくなったようだ・・・

近くで親鳥の姿はほとんど目にはいらないが　それでも遠くから見つめているようで


朝と夕方に　子供にエサを与えに来る


エサを貰うとき以外は、絶対に声は出さない。　
天敵から身を守るための遺伝子を受け継いでいるのだろう。

食事を終えた後の　満足そうなヒナ　・・・うぶ毛も少なくなってきた・・・　　

弱肉強食の世界、　小さい方のヒナは　充分に食べさせて貰えたのだろうか・・・

一方・・・こちらは　一足早く巣立ちをした　ツバメ


エサの捕り方、南帰行のための体力づくりも一人前になってきた
こうやって電線に止まっていても　もう　親子の区別はほとんどつかない。

夕方になると、水が張ってある田んぼの稲の中で夜を過ごすようだ。
散歩中、あぜ道の上を飛んでいる虫たちを捕食しているコウモリと　寝ぐらを確保しようとするツバメの乱舞が一時見られる。

もうじき　ヒナの確認から２週間・・・巣立ちが近づいてきた・・・