荒川に架る扇大橋のたもとにある打ちっぱなしで
ゴルフ練習をして帰ってくる途中
都電・西尾久７丁目の停留所付近に赤いパトランプが見えた。
あれ？救急車？消防車？
それに、警察車両？
しかも、都電も３台溜ってる・・・。
なんだろう、と思いつつも
徐行しながら、その場を過ぎて、その先にある信号で止まっていると
おばちゃんが運転席にいる僕の脇まで歩いてきて
「すみません、町屋駅まで乗せていってもらえませんか？」
「？？」
「都電の人身事故で降ろされてしまったんですが、足が悪くて困っているんです」
「犬が２匹乗っていますが、お嫌でなければ、どうぞ～」
ということで、その女性を乗せて、町屋駅まで行くことに。
途中、話をきくと
いまさっき、人が飛びこんで大変な大事になったみたい。
降りるときに、
「快く乗せてくれてありがとう。
これからも年寄りに親切にしてあげてね。」
と言って、気持ちです、とお金を差し出されたので
それは丁寧に辞退させていただき
「こちらこそ、お役に立ててよかったです。」
と挨拶をして、分かれたんだけど
ありがたかったのは、“僕のほうかも”と
いま、改めて思ってます。
だって、事故現場でこんな写真を撮ってるのって
気持ちいいもんじゃないですからね・・・。
