死体に集まる昆虫を採集するため、建物にぶつかって死んだヤマガラを面河渓の森の中に仕掛けておきました。
最初はハエの幼虫やシデムシ、エンマムシ、ハネカクシなどばかりですが、羽毛と骨だけになると、コブスジコガネがやってきます。
ごつごつした体がなんともしぶい!でも、体長は5、6mmしかありません。
動物の死体が土に還るまでには、新鮮な時期、ぐちゃぐちゃに腐った時期、骨と皮ばかりで乾燥した時期があり、それぞれの時期に見られる昆虫の種類は大きくことなります。
コブスジコガネの仲間は、古い死体が好きで、羽毛と骨だけになったころにやっと集まってきます。
四国からは5種類が知られています。
さて、石鎚山系には一体何種類が生息しているのでしょう?
上の写真:ヤマガラの死体の上のヒメコブスジコガネ(中央にいます。)
下の写真:ヒメコブスジコガネ
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