小職Oは、石鎚山系において、サンショウウオの分布を調べてきました。
これまで、同山系において分布情報を整理、集約したものはありません。
そこで、今回、研究史および分布について、文献調査(1925年から現在)および現地調査(1987年から現在)をもとに整理してまとめました。
その結果、水平・垂直分布、繁殖期など、基本的な情報を得ることができました。
今回、東京で行われた学会において、その研究史と分布の現状を報告し、サンショウウオ類とその生息環境をヒントにしたテーマの創出に向けて、今後の展望を示しました。
本発表の主張は、「サンショウウオは環境教育のテーマ(題材)になり得る」です。
そして結論は、「サンショウウオ類は「謎」が多い動物である」です。
写真は、口演の様子です。
拙い口演でしたが、全国の参加者のみなさんは真剣に聞いていただきました。
次回、詳しいお話を記したいと思います。
お楽しみに。