生徒たちのことだから、珍しく真正面から真面目に。
「文部科学省は高校教育の改革計画を新たに策定する方針を固めた。
高校授業料無償化で私立校の人気が高まるなか、政府主導で公立校の再編や教育環境の整備を進め、魅力向上を図って公立校離れを防ぐ」
*読売新聞のデジタル版の記事,「無償化で私立高の人気上昇、公立高の魅力向上へグランドデザイン」から引用。
ここまでは、いいと思います。
大阪府では、先行した高校の無償化で生徒が私立校に流れ、公立校離れが進みました。
名門の公立高校が定員割れ、定員ギリギリ入試など。うむむ。
そこで文部科学省が「公立校離れを防ぐためには」と。
①今になってあわてて…。遅くないか!
②出てきた対策が、教育現場の「デジタル化」と「グローバル化」を促す…はぁ?
そういうことを書いておけば、何となく高級感があるのかなあ。
しかし、定員割れで生徒が集まらないところには、地域の人口の減少や、高校の人気、魅力が無い、進路が…などなどの課題がある。
たとえば、過疎の地域の公立校で「デジタルだ」、「グローバルで」などと言っても、どうにもこうにも。
滋賀県でも来年度から新しい県立高校入試へ。生徒たちが振り回されないように、しっかりとした仕組みを用意してくださいよ。
頑固者の私が考えると、
1,教育というものは、コストと効果、メリットとデメリット、リスクなどが測定しにくい。抽象的な禅問答…?…、あいまいな甘い単語に流れやすい。
天に星、地に花、人に愛というような語句に引っ張られてしまって、結局は生徒たちが困ってしまう。行き止まりで立ち往生する。そういうことが心配です。
地味に地道に、堅実に。
フワフワ、バタバタと動かさない方がいいと思いますよ、私は。
とにかく、生徒諸君はちゃんと勉強しなさい。
当面、ます青葉キャンペーンの作文を書きましょう。
ドキドキ報告、楽しいものや明るいもの、厳しいものなど、待っています。
*岡山県の故郷に帰ってきたから、吉備団子を優秀賞に追加します。
昨日のようすでは、南草津第一教室では、作文コンテストに高校生部門が増設されたようです。
甲子園、インターハイ、数学や物理、化学など…期待♪
写真の白い花は、中国山地の県道、吉備高原のあたりに咲いていました。
たくさん咲いていて、白い花の中のドライブでした。
エゴノキ、アサガラ…何だろう。
初夏の高原に、見事に咲いています。