人形と動物の文学論

人形表象による内面表現を切り口に、新しい文学論の構築を目指す。研究と日常、わんことの生活、そしてブックレビュー。

アバちゃん亡くなりました。

2019-06-23 13:41:57 | 犬・猫関連

実家で介護中だった最高齢のアバちゃんが、2019年6月22日22:01に亡くなりました。
18歳と6か月でした。

長寿ですし(今までの犬のなかでも一番の長生きです)、
昨年の秋ごろから何度か、発作的に危なくなることがあったので、
よく頑張ったんだと思います。

3日くらい前に、もうアバちゃんが何も食べなくなったというので、
週末は帰ろうかとも思ったのですが、
帰ってももうもたないと思う、と言われたので…。
5月に帰省した時とはもう見た目がすごく変わってしまっていて、
毛が剥げて背中の骨も見えていたりしているので(たぶん皮膚まで栄養がまわっていないのだと思う)、
その状態を見せたくないんだ、とも言っていました。
それを思うと、ほんとによく頑張ったんですね。

私が上京した後に犬が亡くなるのは初めてなので、
私がお見送りすることができないのも初めてなのですが
(あきちゃんは私が学会に行っているときに亡くなったので、
看取ることは出来なかったのですが、それまではずっと見ていましたし、
火葬するのにも一緒に行きました)
ちょうど亡くなる数分前まで私は母と電話をしていて、
電話口で声をかけてお別れは言えました
(でも私、「また電話するからね」とか言っちゃった)。
母が一人でお葬式の準備(大きさの合う段ボール箱を探して、氷を準備するとか)
をするのは、たいへんだと思います。

アバちゃんは今いるうちの犬たちの中では一番頭がよかったのですが、
色々仲の悪い犬がいたり、
(まだ庭に木のたくさんあったころ)蛇と戦ったり、
のすけちゃんとけんかしたときに頬っぺた怪我して
2、3日後にはれ上がって来て(内出血のような状態だったらしい)
あわてて病院に連れて行ったり…、エピソードに事欠かない犬でした。

のすけちゃんと言えば、3日前くらいに電話をしていたときに、
ずいぶん長いこと電話をしていて、アバちゃんにも声をかけたりしていたのですが、
そのあと母がのすけちゃんを見に行ったら、何か怒ってる感じだった、
と言っていました。
ときどき電話で私の声をのすけちゃんに聞かせてあげることがあるので…、
ずいぶん長いこと電話していたのにのすけちゃんには声を聞かせてあげなかったから、
怒ってるのかも…、と言っていました
(私が実家に帰省した時にいる、のすけちゃんの部屋は、
アバちゃんを介護してる部屋のちょうど真上なので、よく物音が聴こえます。
寝ていて床に耳がついているときなんか、そのまま聞こえます)。
のすけちゃんは私が電話で呼びかけてもうんともすんとも言わないので、
分かってないんだと思っていましたが、分かってたんですね。


アバちゃん、長い間ありがとう!


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