おじょうのフォト日記

写真と日々の記録

暑い季節に、心太 (7月2日)

2009-07-06 09:18:19 | 料理
「心太」=「ところてん」




結婚後、手作りの味がやみつきになったもののひとつ。
香りが全然違う。
作り物ではない、自然の磯の香り。


田舎の海端の地域では、暖かくなると採ったテングサ(原料の海藻)を干している。
商売用もあるが、家庭用に干している家もある。
それを友人から頂いたのがきっかけで、手作りの味を覚えてしまった。


↓海沿いの道の駅などに、干されたテングサがたくさん売っている。




↑のテングサのように、ところてんや寒天を作るために、白くなるまでには工程がある。
採ったテングサは赤褐色。
それを洗って干すを繰り返す毎に、クリーム色になる。




・・・ところてんの作り方・・・

用意するもの

・耐熱性のタッパーやバット(B5サイズ(25×18㎝程度)の深さは5㎝程)
・心太突き
・乾燥天草 40~50g
・水 1.8~2ℓ
・酢 大匙1.5~2杯
・布巾


1. 天草を洗いゴミを流す(後で濾すので大まかでよし)。よく絞る。
2. 大きめの鍋に水と酢を入れ、洗った天草を投入。
3. 沸騰したら火を弱め、約40分間コトコト煮る(時々混ぜる)。



4. 火を止め荒熱が取れてから(それでも熱いうちに)、ザルに布巾を敷いて煮汁を濾す。割り箸などを使って最後まで絞り取る感じ。
5. 煮汁をバットに注ぎ、冷やし固める(とりあえず常温→冷蔵庫で)。




6. 心太突きの幅にスライスし、水を張って冷蔵庫保存。(保存は1週間程度)



7. お好みで薬味、ポン酢・めんつゆ・酢醤油などでいただく。



*保存を効かせる→酢を多めに。
*分量は大まかで大丈夫。これを基準にお好みの硬さ・香りで適当に調節。

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