奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

夕森山 0920 No142

2020-09-22 02:27:49 | 山登り
夕森山 1596.9m 1/2.5万地図[加子母(飯田10-2)]
2020年 9月20日(日)
行程 6:50キャンプ地= 7:40不動滝駐車場→ 登山口7:50→ 10:30山頂11:05→ 13:45駐車地= 高速= 自宅

 夕森山は今日登る夕森山と昨日歩いた奥三界山への林道すぐ東の夕森山(1521m:1/2.5万地図[三留野])と東濃に2山あり、今日登る山を北夕森山と呼ぶ(山の銘板は北夕森山だった)人もある
 岐阜百山、続岐阜百山、日本山岳誌にこの山は載ってないが、大垣の山の会選定の美濃百山の一つ


 7:40 不動滝駐車場、帰りは満車でした

 この北夕森山は以前2回ほど「こんなに楽しい岐阜の山旅100コース(以下「本」と書きます)」のコースで登っているが、新しい登山道ができたらしく、本にある登山口の標識はなくなっていた。小屋横の登山路を記憶で登り出し、谷沿いに歩くと林道を横切るところに、「北夕森山」の小さな標識が残ってい、ホットして登り出す


 7:50 本にある登山口(13:35 帰りに撮影)


 8:25 谷沿いに歩く

 30分ほど登ったところで左から一人の男が来た。見ると以前一緒に登ったことがあるI君(※)だ。聞くと林道から登山道を歩いて来た(下地図の青い線)、登山口には登山ポストもあったという、だから本の登山口の看板が外してあったのだと納得
(彼とは足の速さが違うので)“先に行って”というと、どうせ一人だから一緒に行くという。こちらも張り切ってコースタイム以内で登ってしまった〔帰りは先に下りてもらったが、ストックを2本だし(登りは1本だった)、カモシカのように走って下っていった〕

 ※ 2009年3月、私が初めて若丸山に塚(ヒン谷)と櫨原(扇谷)の流域境尾根から登ったとき、私の山仲間KさんがI君を誘ってきた(その当時33歳)、以後、姉川溯行、屏風山1354m[平家岳]などKさんらと一緒に登った
 2011年ころ三周ヶ岳に登った時、I君が単独で下りてきた。こんな(初級の)山に登るのか、と聞くと、これから三国岳(1209m)[美濃川上])へ行く、訓練だという。今日、あのとき三国岳は登ったかと聞くと、“登った”、と簡単に答えた。ご存知三国岳山頂手前は藪で道はない
 今日登った理由を聞くと美濃百山をやっているとのこと、雨乞棚山[加子母]など中濃の初級の山がいくつか残っていると話した


 10:14 振り向くと、雨乞棚山方面の山々が見えた


 10:31 山頂から御嶽山アップ


 11:05 食事後、三角点を撮影


 12:06 下山時の風景

☆ 今日の反省など
・今日の本文、I君のことばかり書いた
・帰り、こんな標識あったかな、と思いつつ登山道を歩いていると林道(新登山口)が先に見えた。簡単なミスに、クソッ-と自分に怒り、旧登山口に下りるところまで引き返す(30分ほどロス)
・朝、谷道から登山道に出た時(I君に出会ったところで)、赤布をつけるべきだった
・屏風山SAでソフトクリーム(バニラ・380円)を買って食べた、クリームはもちろんワッフルコーンも美味しかった


 本にある地図を参考に登山路を書くが、××の部分は間違って写しました
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奥三界山 0919 No141

2020-09-21 02:55:27 | 山登り
奥三界山1810.5m 1/2.5万地図[奥三界岳(飯田6-4)]
2020年 9月19日(土)
行程 5:15自宅=岐阜羽島=8:14駐車地→ 8:52登山口→ 10:03林道→12:49山頂13:15→15:25林道から下る→ 16:25登山口→ 16:45駐車地→ 夕森キャンプ場

 奥三界山は、夕森田立林道を使い2014年10月に登っているが、ガイド本(※)では銅穴の滝からとなっている。地元振興事務所に聞くと林道は登山者には通行許可はしておらず、貴方は、たまたまゲートが開いていた時に登ったのでしょう、を言われた
 そんなことでガイド本の通り登りました
 ※こんなに楽しい岐阜の山旅100コース

 8:14 駐車地には車が5台

 8:52 登山口

 13:11 山頂から遠く御嶽山

 13:47 下山時の風景

 13:54 下山時の風景その2

 14:42 荒れた林道跡

 16:19 吊り橋

 今日は景色を楽しみのんびり登山、先行者車5台は、まずは単独者、朝屏風山SAで会った上下マムートのペア、老夫婦2組らが降りてきて、トレラン2人、兵庫の父娘2人に追い抜かれた。兵庫の2人はガイド本=往復7時間のところを三時間半で登ったと言っていた

☆ 今日の反省など
・登る前に川上(かわうえ)振興事務所に、奥三界山と三界山の登山路のことを聞くと、山を熟知した職員がいて親切に教えてくれた(三界山は登山口まで車で行けるが登山路は崖崩れで登山は自粛してほしいとのこと)
・目的が三角点ハイキングなのに、三角点を探すのを完全に忘れ、タッチなし
・キャンプ地は車が横付けできて一区画4500円、10人テントでもソロテントでも同じ値段、シャワー室は500mほど離れたところで3分100円あり
・夕食は炭火焼肉とチャンポン、往復8時間も歩いたので腹ペコ、肉の量が少なかったのが残念、ビール3缶と黒霧2合ほど飲んだ。朝食は飯盒で炊いたご飯にチャンポンスープと竹輪、葱で卵雑炊、これは美味しかった


 崖崩れか?、う回路ができていた(林道から正面に見える木製の大きな橋は渡らなかった)

☆ 余談
 土曜日朝のNHKラジオ「絵本の時間」で “長~い5分、短い5分” という絵本の話を聞いたことがある。この夕森キャンプ場のシャワーの3分は長く感じた。今度この山に来たら、またシャワーを浴びよう
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藤橋城近くで 熊被害 0917 No140 

2020-09-17 15:59:50 | その他
クマに襲われ51歳男性けが
2020年 9月17日(木)

 今日(9/17)の岐阜新聞(11版)社会 30 に見出しの記事があった
9月15日20時30分ころ、場所は揖斐川町鶴見の藤橋城の駐車場付近。茂みに入って撮影(15日夜は晴れていた模様で星の撮影が目的か?)しようとしたところ、熊に襲われ、右頬と右手の親指に怪我を負い、病院へ
 私の情報では1ヶ月ほど前、同駐車場南の揖斐川沿いの道路を早朝、子熊が歩いたことは聞いていたが、まさか、人間を襲うとは!、熊の年齢や♂か♀か、大きさも教えてほしいものだ
  🐻

 徳山の熊(徳山会館N館長撮影)
 奥揖斐のツキノワグマはそう大きく(60kgくらいまで?)ならないが、3年を超す雄熊は体格もよく、出会ったら怖い

 私が初めて熊を見たのは、1976年7月、旧徳山村大字徳山字磯谷の彼岸谷でダムの調査をしているとき、目の前で出会った。熊も私も互いに谷(下方向)へ逃げたが、熊の方が先に下りていて、慌ててまた登った(逃げた)ことを思えている

 二度目は2012年9月、75歳の女性を不動山に7人位で案内するツアーの帰り、もうすぐ門入旧集落という西谷川左岸で、子熊をかばう母熊が二度私たちの前を横切った。子熊は山斜面を登って逃げましたが、母熊は急斜面を上れず道下に逃げました

 三度目は2016年9月、門入不動の滝の帰り、私の足音に先に気が付いたのか、熊の方から逃げてくれました

 四度目以降は、2018年6月徳山村の塚林道冠山の約5km手前、同6月今回と同じ鶴見地区で2回、9月には門入鼠谷付近でも出会いました。同10月、門入で空家になった元はちみつ屋さんの小屋に熊が2度押し込んで家の中を荒らした跡を目撃しました

 何が言いたいか、奥揖斐には熊が沢山いるということです。そこで

2013年ヤマケイの記事から
・“クマは火を怖がる”はウソ。幌尻岳の七つ沼カール(水場+泊地)でたくさんの人がたき火をやっているのにクマは出てくる(クマだって水のみたいよね!)
・“クマは俊敏”。日高の九の沢カールで写真を撮っているとクマがやってきた。向こうは気がつかないのでクマさんと呼ぶと大きな体を1.5mくらいピョンと跳ねて空中で反転して逃げた。これはナイフで立ち向かえる相手ではないと思った
・“クマは人間を見ると逃げる”はウソ。するとまたやってきて今度は近づいてくる。僕はクマをゆっくり見ながら後退し、クマが見えなくなったところで走った

☆ 私流クマ(羆含む)対策
① 一人での行動は極力避ける
② 3種類の鈴を付け、クマがいそうなところ、獣くさいところは笛を吹いて歩く
③ クマ除けスプレーはいつでも使えるように胸のベルトに装着 
④ テント場では臭いのでる料理は控える
⑤ テン場では一晩中ラジオか音楽を流し、明かりもつけっぱなし
⑥ 万が一のため下界と通信できるようアマチュア無線シーバーを持参(北海道日高の山へ行くときは、同行のIさんが持ってきてくれる)

☆ 三ヶ別羆事件(1915年・大正4年12月)の教訓
・火を恐れない → ヒグマは灯火やたき火などに拒否反応を示すことはない
・執着心が強い → 食べ残しを雪に隠したり、同じ家を何度も襲った
・逃げるものを追う → ヒグマは避難するものを反射的に追ってしまう傾向にある
・死んだふりは無意味 → 一度人間の味を覚えた個体(ヒグマ)は危険

☆ 結論
・熊のいそうな山(藤橋城近くに登山口がある花房山、ミノマタ)には今年は行かない
・行くなら、登山口近くの役場等にクマ出没情報聞いたうえで、充分なクマ対策(上記①~⑥)をし、複数で行くことをお勧めします
・特に6~7月(クマの繁殖期)にクマの襲撃事故が多い(1970年カムエク福大襲撃事件も7月)ので注意が必要です
 🐻 ケンカして勝てる相手ではない(特に羆)ことをしっかり自覚して山に入りましょう


 昨年9月2日 札内ヒュッテ前に貼ってあったチラシ
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小島山 0914 No139

2020-09-15 06:32:47 | 山登り
小島山[池野(岐阜8-3)]、ムネ山[谷汲(岐阜7-4)]
2020年 9月14日(月)3人
行程 6:55自宅前=7:20駐車地→ 9:19小島山→ 10:03ムネ山(食事)→ 11:02小島山→ 12:46駐車地

 9月12日(土)に月一クラブ総勢28人で相戸山に登った。その時のメンバーの1人Kさんが小島山に登っていないということで本日登った(この人は大学の登山部で活躍した人で北アで合宿、海外遠征など数多くの経歴があるが、地元の山に登ってない山がある)

 小島山~ムネ山は、桐野、旦鳥(あさどり)鉱山、川口橋上流約500m、久瀬外津汲内谷、今日の登りの滝谷からのコースは登ったことがあるが、今日の下山コースは初めて。で、最初に車で下山口を確認した後、滝バス停西の空地に駐車後、出発する

 7:38 滝谷の林道からの登山口(中電巡視路)


 8:13 滝谷コースのR82鉄塔から下山予定の呉子谷コースの尾根を撮影


 8:22 最初の三角点(4等)568.8m


  9:19 小島山山頂、本来はここ(小島山)までの予定であったが、まだ昼食には早いのでムネ山まで行くことにした


 9:36 小島山からムネ山への林道

 Kさんに聞くと、月一クラブのMさんらは小島山からムネ山を尾根沿いに歩いたという、私は10回ほど小島山に登っているが、それ(尾根歩き)は考えたことがない、(藪の少ない)11月末に挑戦してみよう


 10:03 ムネ山頂(ここで昼食)


 11:06 小島山からの下り、整備された登山道が続くと思ったが!


 11:55 下山途中の絶景、手前の集落は市場(いちば)


 12:26 下山口

☆ 今日の反省など
・今日のコース呉子谷の尾根は10年ほど前に揖斐のHさん他と往復したことがあるのだが、ガイドブック(こんなに楽しい岐阜の山旅100)の登山口写真と違う。よって下山に使った
・下山より登る方がやさしい
 初めてのコースは登りに使うべきだった。下りでL83鉄塔への黄色い標識があるのに、セットした磁石の方向を信じ、尾根沿いに降り、道が消えたのでその標識まで戻って巡視路を下る
・そのあと、L80鉄塔手前でも倒木を跨いだところで登山道を外し、西の尾根に下りかけた
〔KさんがヤマップにあるM登山者の小島山の軌跡(赤い線ではなく青い線)で道を修正した〕
・0823日永岳ブログで、当分ヤマップ(GPS)は使わないと心に決めたが、やはりGPSは便利と皆で話した



☆ 余談(空気読めない人etc)
 名古屋の山の会に入っていた50代のころ、福岡の山友Iさん(男性)が名古屋に来て、会のYさん(女性)と3人で越百山~南駒~空木岳縦走した

1 山荘で、朝食のご飯3杯目のお替りをすると、この山荘「3杯目のお替りはない」という。 Iさんが1杯しか食べていないので、別の給仕に「Iさんお替りできるよ」、というと「俺いらんもん」だって!!(俺がほしいんだよ!!)

2 Yさん、肉厚の梅干しを残して2杯目のお替りをした。見るとポケットから畳んだサランラップを広げ、あっという間(ラップにご飯をあけ、梅干しをのせ、丸め、ポケットへ)におにぎり作った。こんな早業、初めて見た。Yさんの隣に座っていたIさん、この出来事に気が付かぬほど!!(昼のおにぎりを山荘の朝食で作った人、見たことあります?)


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ホハレ歩道草刈り2 0905 No138

2020-09-08 03:49:51 | その他
ホハレ歩道草刈り2
2020年9月 5日(土)~ 6日(日)6人
行程
5日 9:05JA揖斐川本店=ホハレ峠10:10→ 10:30キジヤ平~イチリヤスマ手前まで草刈り→12:00~13:00 冷や水で昼食→ 14:00I山荘着
6日 6:30朝食→ 7:55山荘発→ 8:35牛尾山頂→ 9:10山荘着→ 9:30山荘発→ 11:30ホハレ峠着=坂内の道の駅で食事・会計

 今年2回目の草刈り。1回目(0804参照)では主に平地を機械で刈ったが、今回は斜面等で草刈機(落ちると危険)では刈れなかったトラバース道などを手鎌で刈った。人海戦術、6人で刈るとさすがに早い

11:07 草刈り後


 11:08 草刈り後


 13:46 I山荘手前の風景 

 I山荘手前の早谷を過ぎるとIさんが林道を草刈りをしてくれていた。言葉では表せられない歓迎だ。500mはゆうに刈ってあった(Iさん85歳、お疲れさま)

 山荘に着くと風呂の火をすぐにつけてくれた。あとは順番に桧風呂に入り、全員が入り終えた16時から宴会開始、メニューは養老藤太の肉に藤太の焼肉のタレ、締めは地獄うどん、その豪華なこと


 15:12 食事の準備、右がIさん。水は400mほど離れた谷から引いている

※ ブログ:城台山日記「それぞれの故郷門入滞在20.9.6」にIさんの昔の徳山の話、料理の写真など満載、興味ある方、ご覧あれ

 今夜はIさん入れて7人、うち呑兵衛が3人?、朝起きたらビールの空き缶が30ほどあった(ビックリ)、それだけ肉が美味しかった

 翌日は朝食後、すぐに牛尾に3人で登った、往復70分程度、入口こそカヤのヤブ(30mくらい続く)だったが、登るとすぐにブナ林、植林、ブナ林、何度登っても気持ちいい山です


 8:35 牛尾(690.8m)山頂


 I山荘から牛尾に行くところ(7:50ころ)

☆ 今回の反省など
・台風10号の関係で少しの雨は覚悟していたが、2日間全く降らず(2日目道の駅で豪雨(夕立)、揖斐は降っておらず)
・初日の昼食時、草刈りで汗をかいていたこともあり、差し入れの焼鳥で缶ビール2缶飲んでしまった
・16時から何時まで飲んだかは覚えていないが、夜中に起きたら1階で寝ているのは僕だけ。夕食前2階に布団引いたのはIさん以外の3人(女性)だけだったのに

☆ 今後の予定=9月 小島山、相戸岳、別山、人形山etc 10月 上高地散策、門入から烏帽子山etc 11月I山荘冬支度の手伝い、屏風山、忘年会etc → すぐに雪山の季節がきますね


 0802ホハレ峠(3-3)に載せた地図
コメント (3)
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