奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

熊の季節 No230 0906

2021-09-09 07:30:09 | その他

熊の季節 No230

2021年 9月 6日(月)

 No228の  ”奥揖斐の木の実・・・” で、クルミを食べている熊さんの話をした

 下の熊の写真を見ていると、撮った日付が気になり調べてみると、昨年の9月21日。場所は揖斐川本川と親谷の出会い(藤橋城から約2kmほど下流)付近。ここにはクルミの木が何本かあり、この季節、運がよければ夕方熊の写真が撮れる(危険ですので車から出ないでください)

木に登って実を食べる熊さん

 

門入Iさん小屋の壁に熊さんのいたずら 2020年 8月 5日撮影 

 

徳山白谷?を歩く熊さん 撮影日不明(徳山会館Nさん撮影)

 

★1 この3年の全国 熊(ツキノワグマ)の被害 ( )岐阜県

 平成30年 件数48(0)   被害人数50(0)  死亡者人数0

 令和元年 件数137(13)  被害人数154(14)  死亡者人数1(0)

 令和2年 件数141(2) 被害人数156(2)    死亡者人数2(0)

結構ありますね!! 

 

★2 熊と出会わないために(群馬県の資料から)

・熊鈴や、音の出るものをもっていきましょう。もしものために熊撃退スプレーを持参しましょう

・熊の行動が活発になる時間帯(早朝や夕方のうす暗い時間帯)を避けましょう。[※ 藤橋(鶴見)で今年5月、13時ころ出没、昼間は大丈夫とは言えません]

・山菜取りなどに夢中にならず、周囲の音に注意しましょう

・新しい糞や足跡を見つけた時は、すぐに引き返しましょう

★ もし熊に出会ったら?

・慌てず、騒がずに、落ち着いて、熊の距離に応じて対応しましょう。走って逃げたり、大声を出したりすると、熊がパニックになって攻撃してくる危険があります!、絶対にやめましょう[※ 背中を見せずに、熊の方を見ながら、後ずさりし、熊が見なくなったら、静かに走って逃げましょう]

・小熊の場合も、近くに母熊が潜んでいます。かわいいからと言って、近づいたり、写真撮影するのはやめましょう

・熊がこっちに気が付いていない場合は、ゆっくりと静かに立ち去りましょう

★ 熊が向かってきた場合

・熊撃退スプレーを持参した場合は、目や鼻をめがけて噴射しましょう[※ 私は熊が出そうな山では、登山口で毎回安全ピンを抜いて発射を想定する練習をして歩きだしますが、熊は突然現れますので、発射できるのは熊との距離があるときだけでしょうね!]

・もうダメだ!と思ったら、防御姿勢(お腹を地面に向けてうずくまり、頭や首を両腕で守る)をとりましょう

★ 熊の月別出没件数

 多いのは6から8月(平均200件前後)、11月(平均50件未満)から少なくなり、冬場(12月~3月)は一桁

※1~2はネットから転記、[※ ]書きはオーナーの意見

 

☆ 雑談

 昔、恋の季節という歌があった。ピンキーとキラーズ(活動1968~1972年)、ボーカル今 陽子

 港区赤坂にサントーリー・パブというサントリー直営の店があった。昭和56(1981)年ころ、出張ついでにそこへ4人で飲みにいった。キラーズは既に解散していて、キラーズのベース(ルイス高野氏)が新しいバンドを作り、そこで生演奏していた。まだカラオケが流行っていなかった時代、ボーイに「プラウド・メアリー(CCR)」と、ストップ・ザ・ミュージック(R&Rキングス)」とを書いたメモを渡し、この2曲は歌えるのでバンドに伝えてくれというと、プラウド・メアリーを歌っていいという。テーブルが30ほどあったので客は100人はいたと思う

 プラウド・・を歌うと盛大な拍手、ステージ後の休憩時間、高野氏が僕らのテーブルに来てくれて話をした。どこから来たの?、岐阜というと笑顔が消えた?、まさか僕をスカウト?と勘違いした(僕B型、うぬぼれが強い)。テーブルには二度来てくれた

余談

・ある歌番組で、司会者が今 陽子に、「夜明けのコーヒー二人で飲もうと」はどういう意味かと問うと、わからないと彼女は答えていた(彼女、当時18歳?)

・高野氏のバンドで歌うとき、高野氏かセカンドギターがこの曲を知らなかった。リードギターがこうこうとコードを教えると、それだけでバンドは曲を演奏した。さすがプロと思った

~ 熊の季節と題したのは、実はこの雑談を書きたかったから → → → 私の自慢話=1/10は本当です(笑い) ~

 

 

☆ 9月 7日、私の山の先生(神奈川Iさん)から最新の熊の情報いただきましたので18:37追加

・熊 北海道情報で桧山において二人熊鈴付けて林道移動中にひとり居なくなった。何と林道脇で待ち伏せしていたヒグマに茂みに引きずり込まれた。気付いて二人で応戦、運よく鼻先にパンチが入り撃退、けがで済んだ

・カムエクにも人に向かって来るヒグマ報告有り。もう一件類似の報告有り

・青森のプロ中のプロのマタギがそれも二人で行動中に熊に顔の皮剥がされる大ケガ、ドクターヘリで運ばれた。(2015年11日間の東北ツアーでIさん(神奈川)、Iさん(福岡)と私(奥揖斐山荘オーナー)と3人で尋ねたO岩魚旅館のご主人)一命は取り留めた

・丹沢でも人目がけて走ってくる熊がいるとの報告有り。熊は思っている以上に危険なようです

 

2019年 9月 9日 10:54 羆の爪の跡(Iさんの愛車)

 神奈川Iさんと行った日高のペテガリ岳(2泊)の帰り、ヒグマの通り道?に車を停めたのに怒ったか、車窓に羆の爪のあとが、、2019年9月「ペテガリ岳0906~09」参照

 

 

☆ 9月 9日朝追加

 昭和 49(1974)年夏、徳山村大字徳山字磯谷の彼岸谷標高403m付近で初めて熊と遭遇したとき、その熊は ”体重200kg は越えていた” と村民に言うと、笑われた。 徳山のツキノワグマはそんなにでかくならない、あんたが見たのはせいぜい60キロだと・・・野外で遭遇するとデカく見えるものだ!!

 ただ、グーグルのネットで  ”ツキノワグマの大きさ” と調べたら、200キロ超えがあったので紹介

 そんな話(200キロ超えの熊) 絶対ウソ ”って、絶対言えないネ!!


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