奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

山での簡単料理 No367

2023-02-07 11:45:07 | 奥揖斐の歴史など

山での簡単料理

2023年 2月 7日(火)

・・・飲んべえの私は山で美味しい料理で楽しい酒を飲むのが大好き。それら料理と飲んだ場所など紹介します

 

 山で 、”簡単で美味しい料理があるわけない” 

 簡単∔早いだけなら、アルファー米とフリーズドライ(例:かつ丼、マーボ丼)をどうぞ!!、けど高い、ゴミも出ます

 早い、旨い、安い、軽い、ゴミ少なく、ガスの消費量も抑える?。ここでは ”安い、美味しい” を優先しての私の料理の先生(神奈川の山友Iさん)と私が山で作った簡単(なのか?)料理を紹介します

 

☆ まず、ご飯(私流)                                                                      鍋(コッヘル)で焚きます。米は一回だけ研いで30分笊にあげるのが理想。米と水を鍋にいれて火、沸騰したら吹きこぼれないよう弱火、火をつけて消火まで17分。消化したら鍋を裏返し、10分蒸らして完成。皿に盛らず鍋ごと食べます(余ったご飯は翌朝卵雑炊にします)。2泊以上の山行ならアルファー米より軽く、ゴミがでません(ガスは消費します・鍋洗いにたわし必須)

※ 末尾にIさんの炊き方を紹介しています。最後までご覧あれ~

 

☆ 次に、つまみ                                                   

① エビマヨ=エビとタレは自宅で用意、山では絡めて食べるだけ(家での手間がかかるけど仕方ない)                                                                       

② 簡単コンビーフ・ユッケ=コンビーフ缶中身を皿でほぐし、家で刻んできたネギを乗せ、卵の黄身を乗せ、ゴマ油数滴かけて出来上がり!!(唾がでそう)。調理指導は勿論Iさん

③ お好み焼、材料持参(キャベツ、粉、卵、豚バラ肉、油、鰹節、青のりetc)でフライパンで焼くのも良し、冷凍お好み焼をフライパンで温めるのもよし

 

☆ そして晩のおかず                                                                ① 麻婆茄子、事前に茄子を一口大にカット、ひき肉は大粒のもの用意、輪切りの鷹の爪、ヤマサ昆布つゆ6倍に薄めたもの180ccに片栗粉大匙一杯、炒めて溶いて出来上がり

② 地獄うどん(徳山料理)=茹でたうどん(乾麺150㌘/人が目安、ご飯あれば麺は100㌘/人)、サバの缶詰(2人でひと缶)、刻んだネギ(適宜)、醤油(一人大匙1杯目安)が材料                                                                                   作り方=大きめの鍋に湯を沸かし、うどんを入れ、沸騰させる。お椀にサバ缶1/4ほど入れ、ほぐす。サバに醤油をかけ、鍋の湯で辛さ調整、ネギを乗せ、鍋のうどんが沸騰したら、つけ麺で食べる

 

エビマヨ 2022.12.3 黍殻避難小屋泊(丹沢山地[中川(東京16-3)、青野原他])にて(Iさん調理)ブログ No353参照

 

右上がコンビーフ・ユッケ、さらに右上イワナ骨酒、手前串は天然イワナ、アマゴ炭火焼 2016.9.3 門入テンポナシ小屋泊

 

お好み焼  2022.12.3 黍殻避難小屋(インスタントではありません)Iさん調理、切ったのはNちゃん

 

地獄うどん 2023.1.8 兎走山[岐阜北部(岐阜4-3)]展望台にて(ブログ No360・20190706 地獄うどん参照)

 

★ 解説

☆ ご飯=山では水がもったいないので米は研がないという人もいますが、一回洗って30分おくだけで絶対美味しい。水の量は経験で覚えてください、2回炊けば分かります。17分は米1~2合の時間です

☆ コンビーフ=今は缶でなくプラ容器になりました

☆ 麻婆茄子=鷹の爪∔茄子(先)とひき肉(あと)は別々に炒めてあわせ、フライパンの鍋肌に大匙1/2程度の醤油をかけ焦げ風味をつけてから水溶き片栗粉を入れてください

☆ 地獄うどん=必ず乾麺を茹でてください・・・サバ缶には水煮、味付、みそ煮がありますが好みでどうぞ。味付では醤油少なくて済みます(乾麺は長い時間ゆがいてもふやけにくい)

 

★ 他、簡単料理

① せいろ蒸し焼売(冷凍を加工)

② 味の素餃子、フライパンで調理(〃 油、タレ要らず)

③ 野菜たっぷりチャンポン(豚肉とイカ、蒲鉾、もやし、は必ず入れること)

④ 大勢だと、牛丼、ビーフシチュー、すき焼、焼肉、豚シャブ

⑤ 小人数だと、一口串カツ、海老や山菜の串フライ又は天ぷら、たこ焼き、etc

 

🦐焼売せいろ蒸し 2022.2.12 見行山[切井(飯田11-4)]

 

すき焼き 2020.1.30 誕生山[美濃(岐阜3-2)]山頂

 

イノシシ肉の炭火焼き 2021.6.1 門入テンポナシの小屋泊

 

鴨肉の炭火焼き下しワサビ∔塩 2019.7.6  奥揖斐の某所泊(ブログ20190710 地獄うどん2参照)

 

一口カツ、エビフライほか  畔ヶ丸山避難小屋泊(丹沢[中川])でIさん調理、ブログ(2019)1220~1222

 

朝食に、親子どんぶり 2022.12.21 大山(鳥取)鶏、大山卵でIさん調理(畔ヶ丸)。Iさん別の山行では焼鳥の缶詰で鶏肉を代用

 

モンベルのフライパンで油なし、タレなし冷凍餃子 2022.4.23 松鞍山[美濃]の帰り(長良川の河原にて)

 

冷凍たこ焼きを温める 2020.8.8 高時山[加子母(飯田10-2)]下山時 

 

★ Iさんのご飯の炊き方を紹介
 ご飯は、私ひとりのときは、薄いアルミ茶碗みたいなので炊きます。ガス消費は0.5合で約15gでした。洗って15分浸漬15分笊揚げしたほうが旨いです。水の量は平地のそれより20%程度増量し、なんと言ってもコツは絶対に吹き零れさせないことです。ふたを半分開けたり、火力の調節で炊きあがるまでつきっきりになります。それでも15分以内かと。あとは、ややパリパリいってきたら火を止めて5分以上タオルで包んで蒸すと旨いですよ

 

☆ 結論

・どうです、上記Iさんの料理のこだわり。お歳は私と同学年です

・簡単(インスタント)か、味を追求(重くても材料・調味料もって上がり、手間暇かける)かは、貴方次第、けどロケーション(食べる場所・参加者の個性など)も大事ですね (笑)・・・・

※ お酒飲むのは小屋泊、テント泊のみで、日帰り登山(例:兎走山、汾陽寺山etc)では飲みません。誤解のないように (笑)

[ ]内は1/2.5万地図名、( )内は地図番号

 

☆ 余談:平気で一升

私の大先輩に平木一正(ヒラキ・カズマサ)という人がいた。あだ名は”ヘイキ・デ・イッショー・・”                 平気で(日本酒を)一升、(美味しい)つまみで二升、女(いれば)で三升(飲む)と 言われていた。これ本当の話 !?!

 

料理は酒を選び、酒は料理(器も)を選びます 2021.1.1 自宅  

 

蝋梅  2023.1.22 自宅庭で撮影 


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