こんにちは~!チーム株式会社の緒川修(おがわおさむ)です!
今日は社内研修で指導担当の先輩が話していた事を書いていきます。
仕事には大きく分けて2種類あります。
- 完全な解答があってその通りにやるもの
- 完全な解答など存在せず感性や好みに分けられるもの
前者の場合は、
大体マニュアル化されているのでその通りにやれば良いのですが、
後者の場合は、精度を高めながら試行錯誤していく形になります。
そのため、後者の成果物は
先輩のレビューを何度も繰り返しながら精度を上げて行くのですが、
その時に指導担当の先輩が気を付けている事がとても意外でした。
その先輩が言うには
「俺は、一気に全部直そうとせずに、伝える相手が一歩一歩前進出来るように指導してる。」
との事なのです。
私はそれを聞いて
「一気に伝えた方がすぐに相手も直せて良いんじゃないですか?」
と思わず反論してしまいました。
そんな私に先輩は
「確かに、一見効率が良いかも知れないけど、その成果物は少なくとも相手が頑張って作ったものだ。
それを沢山否定されたら、感情的に受け入れられないだろ?」
と、笑って答えました。
仕事だからと割り切ってある程度は我慢できますが、
色々否定的な事を言われると、確実に不満は溜まりますし、本当の気持ちは変えられるものじゃありません。
「人は理屈だけじゃ動かない。
それに、人は少しずつ変わるのが一番大きく変わっていけるんだ。」
先輩の言葉に、私は「はっ」としました。
少しずつ変わるのが一番変われるというのは、脳科学でスモールステップ法として証明されてるんですよね!
本当に人間、いくつになっても学びの場って大事です。
会社に研修って形で、学びの場を用意していただけることに感謝した瞬間でした。
今日は以上です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!