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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 3089-3092

2022年03月24日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



3089
ぼくの水面は穏やかだった
遠い戦火が
ぼくの水面を深く揺らしている



3090
自分の背中を意識するとこの水面も
色色と
波風が立って来たんだった



3091
それにしてもこの不安の伝播する
深みからは
いろんな留保が放たれ上がり問いかける



3092
いつ大波は来るかわからない
よおく時間をかみしめ
考えなくっちゃいけないなあ