[ツイッター詩122] (3月詩)
詩、詩で全てが言える
(そんなバカな)
しっしししし 言葉の深みを流れているものがある
そこから一気に掬(すく)って来るぞ
(そんなバカな
それでは
経済学は、土木工学は、栄養学は、心理学は、医学は、自然科学は、・・・
どうなるんだよ)
全ては心 全ては精神現象
全ては言葉
と見なせる場所では
全集中の詩が世界を全包括する
(ゼンホウカツって、何なん?)
それは2\dg、・・・ふろしきさ
詩で全てが言える
詩は全てを包む
詩は沈黙の内で歌う
詩は 詩は 詩は
しわしわになっても歌うんだ
(小説が面白いぜ)
(ドラマがわくわくどきどきするな)
(漫画はいいな)
(フィギュアスケートはカッコいい)
そりゃあよかった
気分よく楽しけりゃあいいさ
詩にこだわるのは
詩は 詩の 詩が
人間の全内省を引き受ける
可能性の星の瞬きを感じるからさ
もちろん、歌って、踊って 時にはきまじめに
それが詩
詩は
いい天気の土手に寝転んで
〈ああ いいな〉
それだけで
詩は
この世界の中枢に触れる