回覧板

ひとり考え続けていることを公開しています。また、文学的な作品もあります。

詩『言葉の街から』 対話シリーズ 3044-3047

2022年03月13日 | 詩『言葉の街から』

詩『言葉の街から』 対話シリーズ

 


3044
言葉は人をつなぎとめる
人は言葉を
ぴったりと着込んで見える(ぴったり?)

 


3045
時にはそこが気になって
なりなりて
ザラザラの感触に耐える

 


3046
なんにも気にならないということが
ただそれだけで
ステキなお気に入りの服の気分

 


3047
肌に触れる言葉の揺れる
他人に語りようもない
微物語が日々生まれては泡と消える