大川原有重 春夏秋冬

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桜島 人工地震起こしマグマ調査

2014-12-06 10:43:18 | 人工地震
桜島 人工地震起こしマグマ調査
12月5日 11時30分NHK

桜島 人工地震起こしマグマ調査
活発な噴火活動が続く鹿児島市の桜島で、ダイナマイトを爆破させて人工的な地震を起こし、地下のマグマの状態を探る調査が行われました。

この調査は、活発な噴火活動が続く桜島で地下のマグマの状態を調べ、将来起きると想定されている大規模な噴火の予知につなげようと、京都大学や気象庁などの研究グループが6年前から実施していて、4日夜は地下にマグマだまりがあると推定されている桜島の北東部を中心に行われました。
地震の際、揺れが波のように伝わる「地震波」が、地下の構造物の固さによって伝わり方や反射のしかたが変わることから、マグマの位置や量が推定できるということで、4日夜の調査では合わせて14か所の地下にダイナマイトを埋め、次々と爆破させて人工的に地震を起こしました。
また、ダイナマイトを埋めた穴は爆破の衝撃が逃げないよう水で満たされていて、爆破の瞬間、水が勢いよく地上に噴き出しました。
研究グループでは、桜島の地下のマグマの量がちょうど100年前に大正大噴火が起きたときのおよそ90%まで戻っていると見ていて、およそ260台の地震計を設置し、集めたデータを詳しく分析することにしています。
京都大学火山活動研究センターの井口正人教授は、「桜島では今後10年以内には大規模な噴火が起こりうると考えている。定期的な調査を続けマグマの状態を把握したい」と話していました。

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