原発事故の心理的影響を議論 NHK
原発事故が、人の健康に及ぼす影響を検証する国際会議が、8日に続いて福島市で行われ、2日目の9日は、放射線に対する不安がもたらす、心理的な影響や、今後の支援のあり方などについて、議論が行われました。
この国際会議は、原発事故が、人の健康に及ぼす影響を検証することなどを目的に、行われているもので、9日は、放射線に対する、心理的な不安がもたらす影響や、今後の支援のあり方などについて、議論が行われました。
9日の議論の中で、東京大学大学院の早野龍五教授は、「地域全体の放射線量の数値ではなく、自分の周囲の放射線量を、自分自身で確かめることが大切だ」と話しました。
また、アメリカの大学の名誉教授で、放射線の影響に関する、国連の委員会のアメリカ代表を長年務めた、フレッド・メトラー博士は、「避難している人たちが、家族と一緒に暮らしながら、仕事もできるような支援が必要だ」とか、
「放射線に対する不安を取り除いていくためには、今後も長い間、精神面での支援を続けていく必要がある」などと話しました。
今回の議論の内容は、提言としてまとめられ、日本政府に提出されるということです。
09月09日 19時52分
原発事故が、人の健康に及ぼす影響を検証する国際会議が、8日に続いて福島市で行われ、2日目の9日は、放射線に対する不安がもたらす、心理的な影響や、今後の支援のあり方などについて、議論が行われました。
この国際会議は、原発事故が、人の健康に及ぼす影響を検証することなどを目的に、行われているもので、9日は、放射線に対する、心理的な不安がもたらす影響や、今後の支援のあり方などについて、議論が行われました。
9日の議論の中で、東京大学大学院の早野龍五教授は、「地域全体の放射線量の数値ではなく、自分の周囲の放射線量を、自分自身で確かめることが大切だ」と話しました。
また、アメリカの大学の名誉教授で、放射線の影響に関する、国連の委員会のアメリカ代表を長年務めた、フレッド・メトラー博士は、「避難している人たちが、家族と一緒に暮らしながら、仕事もできるような支援が必要だ」とか、
「放射線に対する不安を取り除いていくためには、今後も長い間、精神面での支援を続けていく必要がある」などと話しました。
今回の議論の内容は、提言としてまとめられ、日本政府に提出されるということです。
09月09日 19時52分