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大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

原発事故の心理的影響を議論

2014-09-10 05:48:25 | 原子力関係
原発事故の心理的影響を議論 NHK
原発事故が、人の健康に及ぼす影響を検証する国際会議が、8日に続いて福島市で行われ、2日目の9日は、放射線に対する不安がもたらす、心理的な影響や、今後の支援のあり方などについて、議論が行われました。
この国際会議は、原発事故が、人の健康に及ぼす影響を検証することなどを目的に、行われているもので、9日は、放射線に対する、心理的な不安がもたらす影響や、今後の支援のあり方などについて、議論が行われました。
9日の議論の中で、東京大学大学院の早野龍五教授は、「地域全体の放射線量の数値ではなく、自分の周囲の放射線量を、自分自身で確かめることが大切だ」と話しました。
また、アメリカの大学の名誉教授で、放射線の影響に関する、国連の委員会のアメリカ代表を長年務めた、フレッド・メトラー博士は、「避難している人たちが、家族と一緒に暮らしながら、仕事もできるような支援が必要だ」とか、
「放射線に対する不安を取り除いていくためには、今後も長い間、精神面での支援を続けていく必要がある」などと話しました。
今回の議論の内容は、提言としてまとめられ、日本政府に提出されるということです。
09月09日 19時52分

除染作業員が説明せず川に廃水流す 環境省事務所が謝罪 福島

2014-09-10 03:09:46 | 原子力関係
除染作業員が説明せず川に廃水流す 環境省事務所が謝罪 福島
2014.9.9 02:16 
 東京電力福島第1原発事故の被害で全村避難が続く飯舘村の帰還困難区域「長泥地区」で、除染の作業員が、除染廃棄物から出た放射性物質を含む廃水を村や住民に事前に説明せず川に流し、環境省福島環境再生事務所が住民に謝罪していたことが8日、分かった。同事務所によると、廃水は基準値を下回り、住民への報告なども義務づけられてはいないが、「不安を招いた」として住民に説明したという。

 廃水は、長泥地区の墓地の除染で出た除染廃棄物からしみ出たもの。「仮仮置き場」として地区内のコミュニティーセンターに置かれていたが、仮仮置き場を撤去するにあたり、除染廃棄物を入れた「フレコンバッグ」と呼ばれる黒い袋を移動することになったという。その際、廃水を処理する必要が出たため、廃水を濾過(ろか)して測定し、基準値以下と確認した後、近くの比曽川に流していた。排水行為は8月中に計11回に及んだという。その様子を住民が目撃し、環境省に報告した。

 同事務所によると、除染の廃棄物から出た廃水については「放射性物質汚染対策特別措置法」でも定められていないため、特措法の基準値を基にしたという。本来はタンクや集水マスから側溝を通しているが、直接流していた。

 7日に開かれた説明会では、長泥地区の住民から「なぜ説明しなかったのか」「下流の南相馬市に流れても大丈夫なのか」などと非難の声が上がった。長泥地区の鴫原良友区長は「長泥地区の除染で出た廃水なので、長泥地区で処理するしかないのは理解せざるを得ないが、住民になんの説明もないのは非常に不信感を覚える」と話した。

 県内では除染作業が急ピッチで進められており、今後も仮仮置き場の解体などに伴う排水が頻繁に行われるようになるとみられる。環境省福島環境再生事務所は「特に帰還困難区域に関する除染に関して、住民に不安を抱かせないよう事前に説明するようにしたい」としている。