大飯原発断層調査2日目NHK
国内で唯一運転している、関西電力・大飯原子力発電所で国の原子力規制委員会の専門家会議による断層の現地調査が27日に続き行われ、28日は敷地北側の山頂も調べるなど活断層かどうかを見極めるための調査が行われています。
大飯原発では、原子力規制委員会の専門家会議が去年11月以降、2回、現地調査を行いましたが
敷地内を南北に走る「F-6」という断層が活断層かどうかで意見がわかれ、結論に至っていません。規制委員会の島崎邦彦 委員ら専門家は27日に続いて大飯原発に入り、午前中は、「F-6」断層が地表に現れている敷地北側の山頂の調査地点に入りはけなどを使って地層を詳しく調べました。
27日は3号機の南側で新たに掘られた長さおよそ70メートル、深さおよそ40メートルの溝に入り、底部で見つかった断層などを調べましたが28日は山頂の「F-6」断層について、向きや傾きをあらためて調べ、南側で見つかった断層との関係を見極めたいとしています。
「F-6」断層は、その真上に原子炉を冷やす海水を取り込む重要な配管があると指摘されていて、活断層だと判断されると、3,4号機は停止を求められる可能性があります。
規制委員会は、3,4号機について、新たな規制基準に基づいて安全性を確認し、定期検査が始まることし9月まで運転の継続を認めた一方で、その後の再稼働に向けた安全審査については断層の問題で結論がまとまるまで行わない方針です。
07月28日 14時08分
国内で唯一運転している、関西電力・大飯原子力発電所で国の原子力規制委員会の専門家会議による断層の現地調査が27日に続き行われ、28日は敷地北側の山頂も調べるなど活断層かどうかを見極めるための調査が行われています。
大飯原発では、原子力規制委員会の専門家会議が去年11月以降、2回、現地調査を行いましたが
敷地内を南北に走る「F-6」という断層が活断層かどうかで意見がわかれ、結論に至っていません。規制委員会の島崎邦彦 委員ら専門家は27日に続いて大飯原発に入り、午前中は、「F-6」断層が地表に現れている敷地北側の山頂の調査地点に入りはけなどを使って地層を詳しく調べました。
27日は3号機の南側で新たに掘られた長さおよそ70メートル、深さおよそ40メートルの溝に入り、底部で見つかった断層などを調べましたが28日は山頂の「F-6」断層について、向きや傾きをあらためて調べ、南側で見つかった断層との関係を見極めたいとしています。
「F-6」断層は、その真上に原子炉を冷やす海水を取り込む重要な配管があると指摘されていて、活断層だと判断されると、3,4号機は停止を求められる可能性があります。
規制委員会は、3,4号機について、新たな規制基準に基づいて安全性を確認し、定期検査が始まることし9月まで運転の継続を認めた一方で、その後の再稼働に向けた安全審査については断層の問題で結論がまとまるまで行わない方針です。
07月28日 14時08分