台湾原発、緊急停止は人為ミス 問われる管理体制
【台北共同】台北郊外にある台湾電力の第1原発2号機が台風7号通過の際に緊急停止した問題で、台湾電力は16日、緊急停止の直接の原因は原子炉を手動停止しようとした作業員の「人為ミス」だったと明らかにした。管理体制の在り方が厳しく問われそうだ。
台湾電力によると、13日午前3時(日本時間同4時)前に強風で2号機の主変圧器の避雷装置が破損し、発電機やタービンが停止。避雷装置の修理のため、この時点で影響はなかった原子炉の手動停止を決め、男性作業員が原子炉内へ水の補給を始めた。だが過度の量の水を一気に注入したことでセンサーが反応し、午前8時すぎに緊急停止した。
(2013年7月16日)共同通信
【台北共同】台北郊外にある台湾電力の第1原発2号機が台風7号通過の際に緊急停止した問題で、台湾電力は16日、緊急停止の直接の原因は原子炉を手動停止しようとした作業員の「人為ミス」だったと明らかにした。管理体制の在り方が厳しく問われそうだ。
台湾電力によると、13日午前3時(日本時間同4時)前に強風で2号機の主変圧器の避雷装置が破損し、発電機やタービンが停止。避雷装置の修理のため、この時点で影響はなかった原子炉の手動停止を決め、男性作業員が原子炉内へ水の補給を始めた。だが過度の量の水を一気に注入したことでセンサーが反応し、午前8時すぎに緊急停止した。
(2013年7月16日)共同通信