大川原有重 春夏秋冬

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地下水から放射性物質 福島第一原発 放出基準値下回る 規制庁の指摘で検出

2013-06-10 13:00:00 | 原子力関係
地下水から放射性物質 福島第一原発 放出基準値下回る 規制庁の指摘で検出より転載
 東京電力は3日、福島第一原発の汚染水対策の地下水バイパス用に掘った井戸の水から微量の放射性物質が検出されたと発表した。周囲の放射線量や水の放射性物質遮蔽(しゃへい)効果を考慮せずに測定していた点を原子力規制庁から指摘され、再測定したところ、検出限界値を上回る1リットル当たり0・61ベクレルのセシウムが検出された。海への放出の国の基準である1ベクレルは下回っている。
 東電によると、4月16日にくみ上げた地下水をためたタンクの水を第一原発で調べたところ、セシウムは検出限界値未満だった。しかし、原子力規制庁から5月30日に指摘を受け、空間線量の低い福島第二原発で再測定したところ、セシウム134が0・22ベクレル、セシウム137が0・39ベクレル検出されたという。
 本来であれば、水によって遮蔽された分の放射線量を、検出値に加えなければならなかったが、東電は考慮していなかった。
 東電福島復興本社は「分析の根幹に関わるものであり、当社として大変重く受け止めている。今回の事案にしっかり対応することで再発防止に努めたい」としている。
 地下水バイパスは1日当たり400トン増える汚染水の対策として、東電が整備した。地下水が原子炉建屋内の高濃度に汚染された「たまり水」と混ざり、汚染水になる前に、海に放水し、1日当たり100トンの汚染水の発生を抑えるとしている。

( 2013/06/04 09:08 )福島民報

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