
甥っ子の命日が近づいてくる。
あれから、1年なんて信じられない。
日曜に、婿殿の紹介兼ねて、末娘夫婦と義弟の家にお参りに行ってきた。
20代の息子を亡くした義弟夫婦の悲しみの深さは、わかりようがない。何も言えない。私には、何もできない。
二人の悲しみに閉ざされた生活に、無理やり割り込んで、たまには外の空気を入れることも必要かとは思うが、難しい。
今回は行ってよかったと思ったが、やっぱり、前後ともに、気が重い。
そっとしておくというのは、楽だ。ほっておくとほぼ同じ事になる。
でも、その方がいいのだろうか。とつい、思って、しまう。
義理の関係は、難しい。
2人は、一周忌もしないと言う。
何もしたくないと。
気持ちのある人が、家にお参りに来てくれたらいいと。
2人の気持ちはわからないでもないけれど、親兄弟は、心配で口を出すから、余計にややこしくなる。
私は、黙っておくしかない。
そうだ。今週は、これでずっと気が重く 、ふとした拍子にも甥っ子と義弟夫婦のことに思いを馳せているのだ。
ようやく、書けるところまで、私の気持ちと脳が歩み寄ってきたということか。