いろはにほへと

ぼちぼち、休みながらも続けていければいいな。

スッタニバータ

2018-12-16 02:15:17 | 日記
スッタニパータとは、お釈迦様在世の頃に最も近い時代に編集されたといわれる経典で、「経集」と訳されるそうだ。

底浅き小川は音を立てて流れ、深き河は自ずと静かなり


昔々、多分中学生の頃、図書館で読んだ本にあった言葉です。なぜか、時折、思い出していた。私にとって、どうしてか、惹かれる言葉だった。でも、この言葉しか覚えてなかった。出典も何も覚えてなかった。

夜中にふと、又、思い出して、「そうだ!今のこの便利な世の中。検索してみたら、出典がわかるかも。と思い、調べてみると、出てきたのです。すごいね。

こんなページもありました。

仏教の言葉だったんだ。

私は、ずっと、波立つ小川である自分であるけど、深き河になりたいと思ってきた。

心の奥底にずっとあった。座右の銘って、これかも。😁

そうそう。この言葉が今回出てきたのは、私にとって、時間とは多層構造になっているのかもしれないと思ったことから。

よくは知らないけれど、河の流れの表面は、流れているのが見えるけれど、だんだんに深くなるにつれて、流れがゆっくりとなっているように思う。

あー!でも、底の方でも、急流もあるんだよね。そういうのに、足をすくわれるんだ。

それはさておき、時間も表面は、毎日毎日、どんどんと過ぎ去っていくけれど、私の心の奥底の時間の流れは、とてもゆっくりで、何年前のことでも、つい、この間のことのように思い出される事がたくさんある。

表面の流れに流されず、底に沈んできた私の中の大切な時間だ。

あの時のことは、もしかしたら、私の考え違いで、こういうことだったのかも。とか、ふと、思い出して、振り返ってしまう。

私にとって、おそらく、大切な一瞬一瞬は、深い奥底で、ゆったりと揺蕩っている。それなりに長く生きていくと、その流れが大きな流れになっていき、深き河となれるのか?

大切な一瞬一瞬が多ければ多いほど、河の流れは深く大きなものとなるのだろうか。

なんて、夜中の徒然。(笑)


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