
久しぶりに予約本ではなく、予約本がなかなか回ってこないので、本を返しに行った時に返却本の中で目についたので借りた本。
歴史物。登場人物の中で大河ドラマの「鎌倉殿の13人」とかぶる人が多く、俳優さんたちの顔がちらついた😅
気分的に歴史物をじっくり読める気分ではなかったのだけど、連休乃お陰でまだ時間の余裕があり、一気にとは時間の制約があり無理だったけれど、読み出したら何とか読了。読み応えあり。奈良のお寺巡りに行きたくなった。
アマゾンの説明より
ひたすら彫る。彫るために生きる。それが仏師だ。全く新しい美を創造し、日本芸術史に屹立する天才運慶。その型破りな人生とは──。少年の頃、「醜い顔」と嘲られた運慶は、女の姿態や鎌倉武士の強靭な肉体に美を見出していく。快慶との確執、荒ぶる野心。棟梁として東大寺南大門の金剛力士像を完成させた絶頂期、病に倒れた。劇的な生涯を描ききる、本格歴史小説。中山義秀文学賞受賞作品。