FPの岡ちゃん 頑張ってます(奮闘記)!!

FP歴32年目の岡ちゃん!! FP活動や日々の奮闘ぶりをご紹介したします。

お酒と健康 A

2007-04-04 21:29:24 | お酒学
4月4日(水) 寒の戻り?

今日は冬に逆もどり 寒い

本日はお酒と健康第1回目 A
alcohol【名詞】アルコール、アルコール飲料
Alcohol is a lifelong friend of man.
お酒は人生の良き友である。

アルコールは肝臓で分解
●身体中を旅するアルコール
 お酒を飲むとアルコールは胃や小腸(十二指腸、空腸など)で吸収されて血液に溶け込み、門脈を通って肝臓へ運ばれます。アルコールの大部分は肝臓で分解されます。肝細胞にはアルコールを分解する「アルコール脱水素酵素(ADH)」と「ミクロゾームエタノール酸化酵素(MEOS)」があり、アルコールをアセトアルデヒドに変化させます。
●有害物質、アセトアルデヒド
 アセトアルデヒドは悪酔いや二日酔いの原因となる有害物質。顔を赤くしたり動悸や吐き気や頭痛を引き起こすのは、この毒性作用によるものです。しかしこのアセトアルデヒドは、同じく肝細胞中にある「アルデヒド脱水素酵素(ALDH)」によって無害な酢酸に分解されます。肝臓の役目はここまで。次にこの酢酸は血液によって全身をめぐって、最終的には炭酸ガスと水に分解されます。
●肝臓の大きさ
 肝臓の大きさは体内最大で、重さは成人男性が約1300グラム、女性は約1250グラムあります。これは全体重のおよそ50分の1にあたります。また肝臓に入る血液は毎分1.5リットルで、心臓から送り出される血液の約5分の1に相当します。このうち門脈から毎分1.2リットル、肝動脈から毎分0.3リットルが流れこみ、門脈からは栄養分を、肝動脈からは酸素を取込む仕組みになっています。肝臓は血管が3本出入りする唯一の臓器です。このようにして肝臓は、人間が生きていく上で重要な仕事を行っているのです。
●肝臓のはたらき
 肝臓はさまざまな科学処理を行う、人間が生きていく上で重要な臓器です。まず代謝機能としては、糖質、タンパク質、脂肪などの合成や分解をする仕事をしています。また排泄機能では脂肪を消化する消化液(胆汁)を作り、胆管から十二指腸に排出する仕事をしています。そして解毒機能としては、薬物や食物に含まれている人体に有害な物質を解毒・分解し処理する仕事もしています。このうち解毒機能がアルコールの分解に関わる部分です。肝臓はアルコールの分解過程で生じる有毒なアセトアルデヒドを酸化させることによって、無毒なアセテート(酢酸)に変えて体内に排出させます。

如何ですか? 本日はA アルコールを取り上げました。