日本橋にある「麒麟」の像を見てきました☆
日本橋のにある「日本橋」という橋の真ん中あたりに置かれています。
最近、東野圭吾氏の『麒麟の翼』という推理小説が映画化されたこともあり、かなり注目を浴びている像です。通る人がみなさん「これだよね!」と像に反応されていました。
さて、「麒麟」というと、中国神話の伝説上の動物。形は鹿に似て大きく、顔は竜に似て、牛の尾と馬の蹄をもち、雄は頭に角を持つといわれています。
日本橋に置かれている麒麟も同じような特徴をもっています。ただ、あまり見かけないものとすれば、背中から生えた大きな翼でしょうか。
こちらの翼には日本橋独特の意味が込められているのだそうです。
それは、「ここから羽ばたく」という意味。
「道のりの総元締は日本橋」という川柳はあるように、日本橋は東海道をはじめとする五街道の起点、つまり日本の道路網の起点となっています。日本の道路の起点となる日本橋から飛び立つというイメージのもと、こちらの麒麟には翼のようなものがつけられました。
ちなみに、原型製作には、彫刻家の渡辺長男氏が、鋳造には彫刻家で渡辺の義父の岡崎雪聲氏が担当しました。
意識せずに橋を渡ると、気づかず通り過ぎてしまいそうな像ではありますが、ぜひ足を止めてご覧になってみてはいかがでしょうか。
迫力があり、かつ非常に均整の取れた美しい像です☆
迫力があり、かつ非常に均整の取れた美しい像です☆
tomo