ふと、文章を書いて思ったこと。
「トチカン」という言葉について。
トチカンといえば、その土地をよく知っていて、周辺の地理に詳しいという意味です。
生活習慣などについての知識が直接の経験を通して身についていることをさしています。
実はこれは、元警察用語なんですよ!!ご存知でしたか???
さて、ここまで踏まえた上で問題です。
トチカンは漢字でどのように書くでしょうか!?
「トチ」は「土地」ですね。
では、「カン」は?
勘が働く意味で「勘」?感覚で「感」?
いえいえ、これらはよく見かける2つですが、これはじつは正確ではありません。
本当は、土地「鑑」☆
「鑑みる」には、「先例や規範に照らし合わせてみる。手本などと比べ合わせてみる」という意味があります。
それに比べ、「勘」は物事を、考えたり調べたりしないで、直感的に感じ取る能力。第六感」、「感」は「物事を見たり聞いたりして起こる心の動き」という意味を持っています。
(大辞林より)
「土地鑑」が持つ意味から考えると、今までの経験をもとに得たことといったニュアンスが「鑑」に当てはまります。
元警察用語という点でもなんだか納得してしまいます。
現在の辞書では「土地鑑」「土地勘」のどちらもが記載されています。
時代的なものなのか、漢字は流動しておりどちらも使われている現在・・・
どちらでもいいのではといってしまったらそこまで、意味を考えがえるとやっぱり「土地鑑」が正しいでしょう。
せっかくならば、正しい漢字で覚えましょう!
「土地鑑」☆ぜひぜひ豆知識としてお使いください^^
tomo
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