気づけば、ぼ~っとしていること。
わたしの場合は空に浮かぶ雲や月や星を眺めていたり、風を感じていたり・・・そういう自然を感じることが好きです^^
さて、「風」といえば、日本には実にたくさんの「風」の名前が存在します。
一体いくつあるかご存知ですか?
その数、なんと、2145!!!
これは関口武氏が日本中の風の地方名を調べ上げ出された数です。(『風の事典』による)
2145・・・風にまさかこれだけの名前がついているなんて正直予想以上でした。
いくつか挙げてみますと・・・
【春】
春一番:春になって初めて吹く強い南風
花信風:初春の風。花の咲く時節の到来を告げる風
東風:春に東の方向から吹く暖かい風。梅の花が咲く季節には「梅東風」、桜の季節は「桜東風」と呼び方が変わります。
【夏】
薫風:新緑の頃、そよそよと吹いてくる、爽やかな薫るような風。
南風:南から吹く風。特に、夏の風について言います。
【秋】
雁渡し:秋のはじめ、ガンという鳥が渡っていく時期に吹く北風。
台風:夏から秋にかけて襲来する熱帯低気圧の発達したもの。
【冬】
木枯し:初冬に吹く、木の葉を吹き落として枯れ木のようにしてしまう、冷たい風。
風花:珍しく青く晴れ渡った冬の日に、花のように雪を舞い散らせる風。
風の名前はその季節をとても反映しているものに感じます。
四季がある日本だからこそ、風1つにしてもこれだけの名前が存在しているのでしょう。
多くの人が感じる風がある、古来からうつろう季節を感じることを大切にいしていた人々がこれだけ多くの風を名前として表現を残していったのですね。
素敵です☆
これこそ日本ならでは!?
ぜひみなさまも風を感じてみてくださいね^^♪
tomo
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