GAIA所員のひとり言

建築設計事務所の一所員の、建築はもちろん、社会の様々なことについてのひとり言。

日本生まれのお料理「ドリア」☆作ったのはこんな人!

2011-09-08 19:08:40 | Weblog
みなさま、お料理のドリアは、
日本で生まれた料理ってご存知でしたか??
ドリアといえば、お米を使った料理の1つで、お米をシーフードや鶏肉と混ぜ、その上にチーズをのせて焼き上げるもの。
てっきり西洋で作られたものかと思っていましたら、まさかの日本発祥料理。
しかし、いうならば、日本で生まれましたが発案者はスイス人の料理人とのこと。
 
その料理人、名前をサリー・ワイルといいます。
ワイル氏は、1926年に開業した横浜ホテルニューグランドの初代総料理長を務めていらした方。
実はこの方日本における西洋料理の発展を語る上でなくてはならない方であり、ワイル氏がいなければ、日本の西洋料理界の発展は数十年遅れただろうといわれるほどです。
 
以下抜粋*****
 日本に本格的な西洋料理を伝えたスイス人シェフ。昭和2年(1927)に、本場パリのホテルから、横浜ホテルニューグランドの料理長として招かれて以来20年間に渡って、横浜を舞台に西洋料理の「美味」を日本の食通たちにふるまい続けました。また、「食空間のエンタテインメント化」「アラカルト料理」「調理場の国際標準化」など、当時、黎明期にあった日本のフランス料理界の厨房に数々の「革命」をもたらしました。
 ワイルのもとからは、ホテルオークラの小野正吉氏、東京プリンスホテルの木沢武男氏、日活ホテルの馬場久氏ほか、一流ホテルやレストランのオーナーが数多く巣立っていきました。戦後、スイスに帰国してからは、個人の海外渡航が困難だった時代に日本の若き料理人のヨーロッパ修行の世話人として尽力。料理人たちに世界への扉を開き、戦後日本の西洋料理界に大きな飛躍を促しました。日本の料理人たちから「スイス・パパ」と呼ばれ、晩年まで慕われ続けたのは、その人柄と料理人たちへの惜しみない愛情によるものです。
 昭和48年(1973)には、ワイルの文化的業績に対して日本政府より勲5等瑞宝賞が贈られています。
以上抜粋*****
 
そんな彼が作り出した料理「ドリア」。
ドリアは、お客様の「体調が優れないからのど越しの良いもの」という要望を受け、即興で創作されたお料理なのだそうです。お客様に対するワイル氏の優しさが込められたお料理ですね☆
このドリアは今も横浜ホテルニューグランドの名物料理となっています。
 
考えてたら食べたくなってきました♪♪
上にかかったとろけているチーズをのばしながら、アツアツをいただくっっ♪おいしそ~~~♪
 
 
相手を気遣って生まれたお料理が、時代を超えて今もなお愛されているというのは非常に素晴らしいことだと思います。
これからもずっと愛されていくに違いありません^^
 
 
tomo

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