「ゴマをする」という言葉がありますが、なんでこういう表現をするんでしょう?
「ゴマをする」というのは、人に気に入られるような振る舞いをして、自分の利益をはかるという意味です。
なぜゴマなのか?
手を揉む仕草がゴマをする姿に似ているからという説や、その他諸説あるようですが、有力な説とされるのは・・・
煎ったゴマをすり鉢ですり潰すと、あちこちにゴマがつくことから、人にへつらう意味で用いられた言葉だそう。
なるほど~。
ちなみに日本ではゴマをすると言いますが、国によって表現されるものが変わるようです。
例えば、アメリカでは「りんご」。「リンゴを磨く」と表現されます。
一説には、児童が先生にリンゴをピカピカになるまでふいてからあげる風習があったからとあります。
韓国では、「手相を失くす」。
中国では、「「馬の尻を叩く」。
ドイツでは、「自転車に乗る」。・・・ん??あぁ~、自転車に乗っている格好が似ているの??
フランスでは、「靴磨き」。
国が変われば随分と表現も変わるものなのですね。
同じ意味を持ちながらも、表現する単語が違うものって、国の習慣なども出て楽しいですね。
それにしても、ゴマをするはてっきりポーズの表現だと思ってました。
べたべたひっつくからとは・・・最初に表現した人がすごいっ!
言葉って由来を知ると面白みが増しますね☆
tomo
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