素朴な疑問☆
和菓子屋さんって、「亀屋~」や「鶴屋~」とつくお店をよく見かけませんか。
亀屋さんだけでも、亀屋清永(1617年創業)・亀屋陸奥(1421年創業)・亀屋良永(1832創業)・亀屋良長(1803年創業〉などなどたくさんありますね。
なぜなのでしょう?
江戸時代以前の上菓子屋仲間には「五亀二鶴」といってもともと本家筋にあたる5つの亀屋さんと2つの鶴屋さんがありました。「亀屋」「鶴屋」がつく多くの大部分がこの五亀二鶴から暖簾分けしたものや何らかの関係のあったものといわれています!
しかし、もちろん全てのお店がそういうわけではなく、亀と鶴といえば縁起のよいものと考えられるのため用いられたこともあります。
また、京菓子が発達した江戸時代では、亀と鶴を付けることは質のよいお菓子を提供していますという証となり、商品に自信がありますというアピールとなるためこぞって名乗っていたのだそうです。
こうして、「亀屋」「鶴屋」は和菓子屋さんの代名詞的な存在になっていったのですね。
なるほどっ☆
お店と、扱うお菓子を一致させて覚えていくと、いくらお店が似たような名前でも間違うことはありません^^
亀屋清永といえば「清浄歓喜団」♪亀屋良永といえば「御池煎餅」♪
おいしくお菓子をいただきながら覚えていきましょ~♪
tomo
参考文献:和菓子の四季 P41
コメントをいただきありがとうございます。
亀屋と鶴屋では専門としている菓子が違うとは・・・知りませんでした!!!
有意義な情報をありがとうございます。このように情報がつながり、知識を深めることができることはうれしい限りです。
今後ともよろしくお願いいたします☆