今回は昔からの素朴な疑問、世界におけるスパゲッティの食べ方についてです☆
スパゲッティを食べる時、何を使いますか？フォーク？フォーク+スプーン？それとも・・・
スパゲッティ（イタリア語: Spaghetti）といえば、イタリア料理で使われる麺類であるパスタ（小麦粉などを主体として練り物やそれを乾燥した製品）の中のいわゆるロングパスタのひとつです。
さて、このスパゲッティの食べ方について、日本人のわたしにとって昔衝撃的なことがありました。
かれこれ10年ほど前に遡りますが、アイルランドのホストファミリーがスパゲッティ料理を作ってくれた時のことです。
わたしは普段通りにフォークで麺をくるくる巻いてパクリと食べはじめました。
そうすると、ホストマザーに「あなたはとっても器用なのね！」と驚かれたんです。
「・・・？」普通に食べていただけなので、どの点が器用なの？と思い、周りを見てみたら、なんと、全員そろって麺をナイフで切り、それをフォークですくって食べていました。。。
「！！！！！」・・・カルチャーショック！！
長いスパゲッティをわざわざナイフで切ってしまうの！！？スパゲッティの意味がないのでは！！？？？
確かに、麺も日本人のわたしにとっては柔ら過ぎるくらいにフニャっとしていて巻き難いとは思っていたのです・・・これはそもそも「巻く」ということを意識していないからだったのかもしれません。。。
でも、もしかしてここのお家だけなのかな？？？
その時はそんな風に思っていました。
それから何年かしてから、オーストラリアでの出来事。
こちらでもフニャフニャパスタを体験・・・そして、目撃っ！フォークとナイフ使用の方々。
やっぱりあれはお家限定の話ではなかったみたいです。
調べてみると、スパゲッティ発祥のイタリアではフォークのみでいただくことが多いようです。
確かにイタリアでは見かけた限りみなさん巻いていました☆
日本の店では、よくフォークとスプーンが用意されている光景を見かけます。これはどうやらアメリカ的なようです。
そして、イギリスなどではフォークとナイフを使う方を多く見かけるようです。
イギリスでは上品だからフォークとナイフを使うとか、不器用だから巻けないとか色々と説がはあるみたいですが。。。
スパゲッティはフォークに絡めて食べるもの。そういう固定観念による出来事でした＾＾
その国にいったらその国の文化をならう、これってとても良い経験になりますし、勉強になりますよね☆
もちろんその国中がそうであるわけではありません。今回例に出した国でも、全国民が同じ行動をしているとは考えられませんので、そのことは十分理解しておかなければならないと思います。
今回のスパゲッティについての食べ方は、どれが正しいのかと言われたら、やっぱり発祥の地イタリアの食べ方になるのかな。
それでも、おいしくいただくのが一番大切なこと＾＾
食事のマナーとは一緒にいただく方に不快な思いをさせることなく楽しくいただくことだと言います。マナーを知った上で、相手、状況を踏まえその場その場で対応していけば良いですよね☆
おいしく楽しくいただきましょ～♪
tomo
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