シロ猫ピッピの「おいら物語」

生死をさまようガン闘病中に人間の言葉がわかるようになったシロ猫ピッピの物語。ニュージーランドからお送りしています!

Vol.0283■カリカリとガン

2007-08-15 | ガン闘病記
ごめんよ~。また間が開いちまったよな。
おいら?なんとかやってるさ!きょうは更新してなかった間の話をするよ。
==============================

毎日「トランスファーファクター」を飲むこと以外、ガンになっても変わったことはなかった。でも、ここ最近、おいら喰えなくなってきたんだ。なんでかな?

ノドだけじゃなくて、もっと奥の方もギューっとしてて、苦しいっていうか、なんかでいっぱいな感じなんだ。
なんかって、そりゃガンなんだけどさ。
それであんまり喰いたいって思わないんだ。

ノドや腹に空いてるとこがない感じがして、腹が減ってるのかどうかよくわかんない。
あんなに好きでよく喰ってたカリカリも2、3個喰ったらあとは舐めるぐらい。
これじゃ、腹はいっぱいになんないから、あっという間に痩せてきた。

(喰えないんだ、ここ数日→)

前はカリカリ喰ってると、
「ピッピ、そんなの食べないで、こっちのを食べなさい、こっちのを。」
って、アイツがネコ缶が入ったボールを持ってすっ飛んできたもんだ。

「じゃ、置くなよ。」
って思うだろうけど、糖尿病のアニキは腹がすくとテイケットウになって大変なことになるから、いつでも喰えるようにカリカリが出してあるんだ。
でも、アニキはカリカリがあんまり好きじゃないから、めったに喰わない。
でも、おいらは好きなのさ。あれば喰うさ、もちろん。

「カリカリってボウフザイがいっぱい入ってるのよ。そんなのたくさん食べたらガンになるわよ。」
って、ずーっと言われ続けたおいら。それでかどうかは知らないけど、ガンになったよ。

でもね、歯がなくなっても、ガンになってもカリカリが好きなんだ。今じゃ、
「カリカリでもなんでもいいから、なにか食べて!」
って言われてる。変われば変わるもんだよな。
(つづく)


最新の画像もっと見る