AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

10月4,5日で熊野古道を訪ねて...。

2006-10-06 18:32:24 | Weblog
天気に恵まれてとは言えないけど、4日の朝、羽田から和歌山空港へ飛んだ。
娘と以前より予定していて変更のきかない旅だったので天気予報に一抹の不安はあったけど、予定の行程以上に楽しんだ。

世界遺産に登録されて2年、1年目の騒ぎは嘘のようだとタクシーの運転手は話す。

空港から熊野古道特急バスで熊野本宮大社まで放送される歴史を辿りながら山を切り開いて整備された道を行く。本宮までの杉の木立が生い茂る森の石段を登り、重厚、荘厳な大社の前にたつと、しばし言葉はない。

大社は写真撮影禁止になっていて手前のご門しか撮影できなかった。が、それで良かった。天気が幸いして人があまりいないのが、より大社の荘厳な空気にふれることができ、平安時代に思いを馳せた。

でも、この聖地ははじめからこの地ではなく、洪水のため、移築されたとのこと、
そこで大斎原まで訪ねる。たっぷりと時間をかけ、往時をしのぶことができたのは幸せな時間だった。泊まりは紀伊勝浦に予約してある。

5日は那智大社、那智の滝に向かう。大雨による土砂崩れでバスは運行中止になったのでタクシーをチャーターして出かけた。雨の為、那智の滝は水かさを増し、高さ133メートルの高さから落ち、下の岩石に砕ける。自然の力の前にしばし呆然と立ちつくす自分がいる。

那智大社を詣で帰り道は世界遺産熊野古道大門坂を歩く。傘はさしていたが、坂の両側の太い杉に守られてゆっくり思いを馳せながら辿ることが出来た。
7時半の和歌山空港発の時間まで白浜で温泉を楽しみ、豊富な海産物を味わい帰ってきた。

今日が帰りだったら、足止めは確実で...全て予定通りで旅が終わりホッとしている。
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