(1) フィルターの準備
初めて使うフィルターは、使用する前に軽く水洗いしコーヒー液で20分煮ます。この作業により、付着している糊や汚れを取り除きます。
(2)フィルターをセットする。
フィルターに一度お湯を通してから、固く絞って水気を切り、しわを伸ばしてセットします。フィルターが冷えないうちになるべく素早く。
(3) コーヒーの粉を入れる。
杯数分のコーヒーの粉をネルフィルターへ入れます。
【コーヒーと分量】 コーヒーの粉は中挽き~粗挽きにします。それは、ペーパードリップと比較してお湯と接触する時間が長いために、ペーパードリップで最適の中細挽きよりも、やや大きめの粒度にします。一杯分の目安は、中挽きで10~13g、粗挽きで13~15gを目安という。私は、これでは濃いので、中挽きより+0.5の3.5で1杯分の目安を7gにします。2杯分以上淹れるときは、上記の分量×杯数分では濃くなってしまうので、合計量から1割程度引くなど調整しています。
(4) お湯を注ぎ蒸らす
まず少量のお湯を、コーヒーの粉全体にまんべんなく含ませるように静かに注ぎ、20秒くらいそのまま置き蒸らします。この蒸らしは、コーヒー粉にお湯をなじませ、おいしい成分を抽出する大切な工程という。
ペーパードリップのように、中心から「の」の字を描くように注いでいきます。表面にできた泡の山が沈んでしまわないうちに次のお湯を注ぐようにします。この時、フィルターに直接お湯をかけないように注意します。
使い終わったネルフィルターは、布に付着したコーヒーの粉を洗います。その後、冷水を入れた容器などに漬けて冷蔵庫内で保管します。水は毎日取りかえます。ここのところが面倒なところです。
ネルドリップでー。まろやかでおいしい感じです。