シジュウカラに続いて、スズメが巣作りを始めました。たくさんある巣箱の中からスズメ夫婦がチョイスしたのが、煙突の穴を活用した巣箱です。まあ、スズメらしい場所を選んだもの!です。
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全部で5個産まれました。観察しやすいように、奥にドアを付けました。
上の明かりは、スズメの出入り口。中は、ずごい量のワラくずなどです。
親は、せっせとエサを運んできます
5羽とも元気でした。羽毛が少し生えている段階です。
目が開く前は、戸を開けると口を開けますが、
何日か後は親の鳴き声にしか反応しなくなります。
スズメの親は、シジュウカラより警戒心が強いようです。エサを探すため同時にいなくなった時を見計らって巣の中を観察するのですが、ヒトが巣箱に触れた後は、巣に戻ってきてもなかなか中に入りません。本能的に何か感じるものがあるようです。しばらくの間、巣箱周辺で安全確認をしています。それに対して、シジュウカラは戻ってきたら巣箱の中に直行します。
🐤スズメ5兄弟の巣立ちは8/20。ヒナたちはしばらくの間、自力でエサをとることができないので、親と共に生活するという。真夏日が27日続いたときは、親たちがエサを確保できないのでないかと心配したり、巣箱の中が暑くてヒナたちは大丈夫かな、とも。親の献身的な愛情と子供たちの生命力に感動したり、感心したりの”ある暑い夏の思い出”になりました。