[12/14] 長谷寺の高徳院の本尊である大仏とのはじめての出合
いは、高校時代の修学旅行です。その後、何回か来ています
が、近年は久しく来ていませんでしたので新鮮に感じました。
この大仏は、「露坐の大仏」として名高い高徳院の本尊、国宝銅造阿弥陀如来坐像で、鎌倉幕府第三代執権・北条泰時の晩年になってから作り始めたという。この時建立した大仏は木造で、4年後この大仏が暴風雨のため倒壊したので、1252年に改めて金剛の大仏が造営され始めました。しかし、大仏殿は1335年と1369年の台風で倒壊し、不運にも更に1495年の大津波で押し流され、以来、現在のような姿となってしまったとのことです。
本尊の大仏の高さは12.38m、総重量は121トンです。
なかなかの美男です
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「胎内」は入口で、胎内拝観20円也を払って入ります。
奉納大わらじ~長さ1.8mで、大仏の耳の長さと同じ
700年以上、静かに瞑想を続ける姿はいつ見ても圧巻です。また、その当時これだけ精巧に作られた技術にも感心させられ ます。原型の作者も鋳物師も不明で、いまだ謎が多いようです。大仏を囲むように等間隔に並んでいる石(大仏殿礎石)から大仏殿の大きさは、約44m×42.5mだったと推測されています。