一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

🅿-69.水琴窟づくり (1/3)~構想➡設計の段階  

2023-09-11 07:00:00 | 🅿My陶芸作品/手法

陶芸教室の時間、「お茶の先生の玄関に水琴窟がー」
とのKIさん
の話から、水琴窟の話題になりました。

 以前、TVで家の軒下に水琴窟を作る作業の様子をみたこと
があります。
それは、雨が降り雨水が地下に浸透すると、
   音が鳴るもので、雨が降りやんでも少しの間鳴っています。

一方、茶庭に設置してあるつくばいの地下から鳴るものも
紹介されていました。これは、手水を使った後、その水が
地下に浸透し鳴るといったものです。
その音の響きはすば
らしく、よくできているなア、と感心してみていました。

ところが、地下に埋め込まずに作ることができる!と聞き
心が動きました。
netで調べてみると、卓上式のものが開
発されているのです。
動画では、いろいろな音色があり、
しかも音の間隔も様々です。
仕組みはシンプルで、これは
陶芸の分野!、何とかなりそう!!と、展望が開けました。


解決すべき課題が2つあります。
   ❶ どのようにして水を点滴のようにシズクとして落下させるか
    ❷ 壺の底に一定の水を入れますが、たまった水をどう処理するか
いろいろシミレーションしました。


小型の水中ポンプで循環する方法が当然考えられます。これは
音が連続的になり、間隔をおいた高い音が出ないのではー。

そこで、私なりの条件を整理すると、
           ① あまり大がかりのものでなくシンプルなもの。
 ② 聴きたいときに聴くことができるもの。
      ③
衛生的で最小限のメンテナンスで済むもの…。

[構 想]
水をシズクとして落とすために、上は鉢を置き草花を植える。
         ❷ 土の下には、ミズゴケかスポンジを敷き、水持ちをよくする。
❸ そのウツワの下には3種類の大小のアナを開けること。
草花に水をやるとき少し多めにやり水が浸透すると、
スポンジやミズゴケが吸収し飽和状態になり、大小の
   穴から壺の中にシズクとして落下するのでないかーと。

次に、壺に落下した水はだんだん溜まっていったら水かさが
増えてきます。この処理をどうするかーです。


設計図~A案とB案

[A 案] 壺に受け皿を置き、壺の底を開けあらかじめ水を入れて
  おく方法です。この場合、受け皿を大きく、深くしておくと上か
  ら水をある程度多く落としても大丈夫か、また、頻繁に水をやら
なければ、受け皿にたまった水は蒸発するかーと考えました。
もう一つは、
[B 案] 壺の中の水の深さを想定し、その以上の水を排水する

いった発想です。そのためには、壺の壁に穴を開け、粘土で筒状の
パイプを付け、それをウツワで受けいっぱいになったら捨てるとい
   ったものです。
いずれにしても、どのようになるかわかりませんが、
まずはトライです。
 
 率先垂範!、まずは、私が実験的に簡易水琴窟作りに挑戦す
ることにしました。
どのような結果になるでしょうか?

コメント