一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

🅼‐57.空腹こそ最強のクスリ(11)~第4章の「❷空腹力で血液をきれいに!高血圧を改善」から

2022-10-21 07:00:00 | 🅼医療・健康本~本要約

 第4章の「❷空腹力で血液をきれいに!高血圧を改善」を要約します。



日本人の3人に1人が、高血圧に悩んでいる
 血圧とは、「心臓から送り出された血液が、動脈を通る時にかかる圧力」「血液が、動脈の壁を押す力」。心臓は通常60~70回ほど、血液を動脈に送り出している。75歳未満の人で収縮期血圧が140mmHg以上、あるいは拡張期血圧が90mmHg以上の人が、高血圧と診断される。

ドロドロ血液が、恐ろしい動脈硬化を引き起こす
 余分なものや老廃物が血管の壁にこびりついたり、血液がドロドロだったりすると、心臓はより強い血液を送り出さなければならず、血管にかかる圧力=血圧も高くなる。常に強い力で血液を押し出していると、心臓の筋肉はどんどん厚く、硬くなり、それに伴って柔軟性が失われ、機能が弱くなる。このことは血管にも影響を及ぼす。大きな圧力がかかり続けると、血管の壁が厚くなり、血液の通り道が狭くなる。このことが繰り返されて、動脈の血管の壁が厚く硬くなり、柔軟性や弾力性を失っていく。これが「動脈硬化」である。
 脳の血管で動脈硬化が進むと、脳出血認知症などが起こりやすくなり、心臓に酸素や栄養を運んでくる冠動脈で動脈硬化が起こり、血流が悪くなると、狭心症のリスクが高まる。また、血管が血栓によって塞がれ、血流が遮られると、脳梗塞心筋梗塞が引き起こされる。

食べ過ぎによる高血圧が増えている
 昔から、高血圧の原因として、塩分の摂り過ぎがあげられてきたが、近年、よく見られるようになったのが、内臓脂肪型の肥満を原因とする高血圧である。内臓脂肪型の肥満や食べ過ぎが原因で血圧が高くなっている人は、空腹の時間を作ることにより、内臓脂肪が分解され、血液中の糖質や脂質、悪玉コレステロールが減れば、高血圧の改善につながる。また、オートファジーは、動脈硬化など、血管障害の予防や治療に効果があるとも考えられている。

コメント