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🅼‐60.空腹こそ最強のクスリ(完;14)~第4章の「❺空腹を楽しむのは、究極のアンチエイジング」から

2022-10-29 07:00:00 | 🅼医療・健康本~本要約

 第3章「空気力を高めれば、これだけの病気は遠ざかる!」の「(5) 空腹を楽しむのは、究極のアンチエイジング」を要約します。



老化を防ぎ、疲れにくい体になる
 老化をくい止めるには、あるいは老化のスピードを少しでも遅くするには、どうしたらいいのか? 例えば、肌の老化であれば、化粧水や保湿クリームによって潤いを補う、紫外線によるダメージを防ぐため、日光に当たらないようにするといった方法がある。並行して、ぜひやってほしいのが空腹の時間を増やすこと。

活性酸素が細胞を老化させる
 細胞はなぜ老化するのか? その原因は様々なものがあげられるが、細胞の老化に大きく関わっていると考えられるのが、活性酸素である。活性酸素は、酸化させる力が強く、少量ならウイルスや遺物の除去に役立つが、数が多くなると体内の細胞をも酸化させてしまう。ちなみに、老化は40代から加速する。なぜなら、活性酸素を除去する抗酸化酵素の能力が急に弱まるからである。そして、活性酸素の発生や抗酸化酵素の衰えに深く関わっているのが、ミトコンドリアである

ミトコンドリアの質と数の低下が、疲労や老化をもたらす
 ミトコンドリアは、細胞内の小さな器官で、1個の細胞に数百~数千個存在する。これは、糖や脂肪酸から、細胞の活動に不可欠なエネルギーを作り出す役割を担っており、この時、活性酸素も発生させる。体内の活性酸素の9割はミトコンドリアが作り出していると言われているが、一方でミトコンドリアの中には、抗酸化酵素も存在している。しかし、加齢や食べ過ぎ、運動不足などは、ミトコンドリアの質や数を低下させる。全身の細胞内のミトコンドリアを新しくし、質を高め、数を増やせば、細胞内の老化をくい止めることができる

空腹で、成長ホルモンの分泌を促し、疲れ知らずの体に
 この食事法は、成長ホルモンの分泌を促す効果もある。成長ホルモンは、代謝を高める、筋肉量を増やす、コラーゲンを作る、脂肪の分解を促進するといった働きがある。成長ホルモンが多く分泌されれば、しわやしみなど老化による肌のトラブルや筋肉量に伴う疲労感などが改善されるだろう。そのためにも、この「空腹の時間」を作る食事法は、すごいパワーを発揮する。 

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