この旅行もANAの特典航空券を使うことにしました。60,000㍄を最大限有効活用することにしました。ヨーロッパ圏内でのフライトは、最大2回までOKという規定があります。成田⇔ウィーンは55,000㍄で往復できますが、さらに5000㍄+すると2区間飛べるのです。それを①ウィーン→ブカレスト、②プラハ→ワルシャワに使いました。それも、①②は都市間を結ぶフライトで料金の高いものを選択。なお、旭川⇔東京の往復料金も含まれています。
目的地をどこにするか?
メキシコ、ペルー周遊、スペイン、フランス、イタリア、イギリス一周なども含めいろいろ考えました。その結果、まだ行っていない「東欧」を中心に行ってみようと決めました。まずはルーマニアの首都ブカレストへ行き、そこから北上するのがベターかと。ヨーロッパの初夏~夏、白夜の時期は、温暖で雨が少なく、1日の活動時間も長いからです。計画を開始したのは、半年前の前年の12月のことです。計画を立てるのが早いことは、航空機やホテルなどの選択肢も多く安いものを予約することができます。
旅のスタイル
私の旅行は、若い人たちがやっているバックパッカーのスタイル的で、安いホテルやホステルに泊まり、食事なども質素倹約なもの。 節約した分、少しでも長く、できるだけたくさん見よう、聞こう、体験しよう!と。今回の旅行は、ヨーロッパ国内の都市間移動はできるだけ飛行機を使うことにしました。飛行機は、空港往復の時間・待ち時間のロスがありますが、別なメリットがあります。とりわけ、一人で長時間列車やバスを使うことに対する安全面・健康面を考えました。
宿泊 東欧はシングルルーム(バス共用=シャワールームが共同)を使い、中欧では1室に4~6ベッドのあるドミトリールームに泊まるよう予約しました。ドミトリールームに泊まると、いろいろな国の若い人との交流ができます。なお、インターネット可能のWi-Fi接続無料!のホテルは必須条件です。
持物 リックの重さは、12Kg前後に収まるようコダワリました。リックはタイヤ付き、背負って歩くことも想定したからです。リックは、「キャリー・オン・バッケージ」で機内に持ち込むことができます。
6/9(日)第1日目がスタート。旭川空港は初夏に入り観光シーズンがスタートしたのか、心なしか活気を感じました。北海道はこれからが一番いい季節ですが、東欧・中欧も同じ条件のはずです。これから行く国々の中で、オーストリア、ドイツ以外は私にとってはじめての訪問地です。目前に展開する課題を注意力と緊張感を持ちながら対処して行きたいと思います。許される失敗と失敗すると大変なことになることが当然考えられます。
6/10(月) 東京駅前7:31発の高速バスに乗り成田8:40着。
ウィーンまで11時間15分、乗り継ぎに間に合わないかもーの心配もなく定刻着。成田→ウィーンは半数以上が日本人で、搭乗率は90%といった感じです。17:25にウィーンで乗り換え、20:00無事ブカレスト着。実質的に、「東欧・中欧ヨーロッパ一人旅」はここからスタートしました。
訪問都市【訪問国】・ 滞在日数 ※移動交通手段 飛行機(11回)、
バス(6回)、電車(1回)、高速船(1回)
6/9 旭川→羽田 →東京(1泊2日)
6/10 東京→成田 →ウィーン(乗り継ぎ)
→①ブカレスト【ルーマニア】(3泊4日)
→ ②ソフィア【ブルガリア】(4泊5日)
→ ③ミラノ【イタリア】乗り継ぎ8時間30分
→ ④ベオグラード【セルビア】(3泊4日)
→ ⑤ブダペスト【ハンガリー】(3泊4日)
→ ⑥プラチスラヴァ【スロヴァキア】(2泊3日)
→ ⑦ウィーン【オーストリア】(4泊5日)
→ ⑧プラハ【チェコ】(3泊4日)
→ ⑨ワルシャワ【ポーランド】(3泊4日)
→ ⑩フランクフルト【ドイツ】(4泊5日)
→ ⑪ハンブルグ【ドイツ】(2泊3日)
→ ⑫ベルリン【ドイツ】(3泊4日)
→⑬ミュンヘン【ドイツ】(3泊4日)
→機内泊(1泊)→成田→東京(1泊2日)
→7/19 羽田 →旭川
ルーマニア(国民の館)
ブルガリア(リラの僧院)
イタリア(ドゥオモ寺院)
セルビア(NATOによる空爆の跡)
ハンガリー(くさり橋)
オーストリア(国会議事堂)
チェコ(向こうにカレル橋あり)
ワルシャワ(旧市内の様子)
ドイツ・フランクフルト(レーマー広場)
ドイツ・ベルリン(東西ベルリンの壁跡)