輪王寺三仏堂は日光山の総本堂で、東日本で一番大きい木造建造物です。嘉祥元年(848)に慈覚大師が比叡山延暦寺の根本中堂を模して建立したと伝えられています。三仏堂の前には、天然記念物に指定されている、樹齢500年といわれる「金剛桜」があり、春には美しい花を咲かせます。
三仏堂は当初、滝尾神社付近に建てられました。現在の建物は正保2年(1645)に三代将軍徳川家光が再建したものです。明治14年(1881)二荒山神社付近にあった三仏堂を現在地に移築しました。
桁行7件、梁間4間、入母屋造り、銅瓦葺きの巨大な堂宇です。三仏堂という呼び名は日光の三山である男体山、女峰山、太郎山からきています。三山をを神体とみて、その本地仏である千手観音(男体山)、阿弥陀如来(女峰山)、馬頭観音(太郎山)の高さ8.5mの3仏を祀っています。
これらの3仏は密航三社権現本地仏といわれます。東照三社権現本地仏という本尊もあり、薬師如来、阿弥陀如来、釈迦如来の掛仏も祀られています。三仏堂は国の重要文化財に指定されています。
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