旅と歴史

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祐徳稲荷神社

2010年12月24日 | 旅 歴史
 佐賀県鹿島市古枝乙にある祐徳稲荷神社です。
 「祐徳さん」と親しまれている祐徳稲荷神社は、伏見稲荷、笠間稲荷とともに日本三大稲荷の一つに数え上げられています。
 祐徳稲荷神社は、貞享4年(1687)、肥前鹿島3代藩主鍋島直朝(なおとも)公の夫人花山院萬子媛が、京都から輿入れする際に、京都御所内の花山院邸に鎮座する稲荷大神の分霊を勧請したのが始まりだといわれています。
 宝永2年(1705)、石壁山窟の寿蔵にて、萬子媛は断食して入定を果たしたそうです。以降、萬子媛の諡名から「祐徳院」と呼ばれるようになったそうです。
 衣食住の祖神と仰がれ、五穀豊穣、商売繁盛、家運繁栄、大漁満足、交通安全などの守護神として信仰があつく、参詣者は福岡の太宰府天満宮についで年間280万人に達するそうです。
 本殿などは、昭和初期に建て直されたものが昭和24年(1949)に焼失してしまいました。伊勢神宮造営局長の角南隆氏が設計して昭和32年(1957)に再建されました。主要建物は総漆塗りで、楼門、神楽門などは極彩色の華麗な造りです。


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http://ogino.okoshi-yasu.com/
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