旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

本山寺三重塔

2014年02月02日 | 旅 歴史
 岡山県久米郡美咲町定宗に本山寺の三重塔があります。
本山寺の三重塔は2代津山藩主、森長継が承応元年(1652)に再建した塔で、五智如来を安置し、本堂の正面に南面して建てられています。昭和55年(1980)に国の重要文化財に指定され、昭和62年(1987)より平成元年(1989)にかけ解体修理が行われました。
 方3間(初重4.85m)、高さ26.8mの檜皮葺の美しい三重塔で、青銅製の相輪を立てています。中心柱は、やや不等辺の八角柱(径33.3cm)で、初重の天井から起こって、二重、三重の中心を貫き、屋根の相輪に達しています。三重塔としては岡山県では一番大きいそうです。
 外部は古くからの正統的な手法で造られています。内部の構造は桔木に頼った軒の支持方法や、手先肘木の繋ぎ方などに新しい手法がみられます。近世的な構造を取り入れた江戸初期の塔の特徴が出ています。

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