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インテリアコーディネーターのブログ。
住まいのこと。インテリアのこと。仕事のこと。子どものこと。。。

9月24日 Time is money

2005-09-24 | ひとりごと
なかなかブログを投稿できない一週間だったので、その原因を掘り下げてみようかと考えた。なんかわからんけどいそがしいの~!!!っていうことを、わぁ~!!!って書き連ねたら、あまりに後ろ向きな文章が出来上がったので、とりあえず削除してみた。

「時は金なり」

最近、特にそう思う。
と同時にもうちょっと時間があったら、疲れて仕方ない。とも思ったりする。
一日24時間。やっぱりベストな時間だと思う。

ここのところ、新築一戸建ての打合せが続いている。
新築住宅を土地の段階で契約して頂いたお客様とは、なるべくご意向を伺いながら、着工に至るというのがハチセの自慢できるサービスの一つだと思う。

ご意向を伺う。と一口に言っても所詮は建売住宅。注文住宅ではないということをご理解頂かなくてはならない。その建物に応じた標準仕様や外観のある程度の決まりごとはある。その中でお客様と一緒に、平面図→立面図→仕様決定→色決め と話をすすめていく。

私は、基本的に図面が決定したあたりから参加し、カラー選択を中心に内部の仕様決定のお手伝いをするのが主な役割なのだが、これはなかなか時間がかかる。
平均的に・・・これくらいの打合せをする。というくだりで話をすすめようとしたが、そういえば、今日に至るまで、そういった計算をしたことがなかった。

「決まる迄」エンドレスに続けられる。

初回の打合せは最低でも3時間、平均的に5時間位かかっているだろうか。
例えば、22日に行われたある物件の4回目の打合せは、17時に始まり、終了できたのは22時をまわっていた。

打合せも然ることながら、それに対する準備にも相当の時間がかかる。オプション工事となり、追加料金を頂くことにはなるが、仕様の変更や、メーカーの変更なども含めて可能な限り、お客様の要望に対応する。
見本やサンプルも可能な限り用意し、納得したもので着工を迎えるというかたちを原則としている。だから、とにかく時間がかかる。

数年前、京都の某建売住宅会社のインテリアコーディネーターと話をする機会があった。彼女は一人で年間100件(数字は定かではない)程のコーディネートをこなしているという。1件にかける時間は、3時間×3回の計9時間だそうだ。それで決めて頂けないようなら、彼女が決めるのだと胸を張った。

私には絶対にこなせない件数だと思う。
しかし、あまり尊敬はできなかった。

あれから何年かが経過して、時折彼女との会話を思い出す。

コーディネーターといえど、仕事の範囲も方法も違うので、会社によって全く違う。他の人のやり方を見る機会がなく、自己流で今日に至るが、そこから学ばなければならないこともたくさんあると思う。

時間というのはこうしている間にも流れ続けている。効率と満足の両方を上げることは、相反することをイコールで結ぶようで本当に難しく思う。

時間との戦いは尽きることがないが、ハチセを選んで下さった全てのひとが、幸せな生活を営んで頂ける住宅づくりをお手伝いをすることに時間を費やせることに、私は常々、幸せを感じている。

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2 コメント

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Unknown (N・H)
2005-10-07 09:35:20
仕事に幸せを感じられることは、とてもすばらしいことだと思います、仕事の進め方は人それぞれだと思います、多くの数をこなす事も大事だと思いますが・・現在の小川さんの取り組み方に賛成です、お客様に気に入っていただく事が大切です、お客様がまたお客様を紹介していただき、底辺が広がり自信がついてくると思います、頑張って続けて下さい、陰ながら応援しています。
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N・Hさんへ (おがわ)
2005-10-07 17:05:39
コメントありがとうございます。N・Hさんは、私のことを良く知って頂いている方なのでしょうか。失礼ながら、検討がつかず、上面な返信になってしまうことをお許しください。

これまで、ずっと手探りの中で仕事をすすめてきて、知るほどに、これでいいのか。と不安や、迷いとの戦いです。ブログを書くことで、自分を見直す機会にもなり、ますます色々な思いをめぐらしています。

みなさんの意見を参考にさせて頂きながら、自分の信じるものを1つずつ積み上げていきたいと思います。ありがとうございました。
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